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Galaxy|Flip3とFold3スペックや値段、メリット・デメリットすべて解説!

ドコモのFlip3-Fold3のスペックや料金は?

NTTドコモにて、2021年10月6日に発売された2021年冬モデル「Galaxy Z Flip3 5G」と「Galaxy Z Fold3 5G」について解説します。

フォルダブルスマホ、いわゆる「折りたたみスマホ」ですが、2022年11月現在では折りたたむスマホは徐々に受け入れられ始めているのが事実です。

ドコモFlip3-MusicPOTER

余談ですが、「スマホ」と聞くと平べったい液晶画面の端末を思い浮かべるところ、折りたたみ「Galaxy Z Flip3 5G」のフォルムは2000年にドコモより発売されたMusic POTERを彷彿させます。

ラボちゃん
大学時代に友人が使っていた。。

すでにauにて「Galaxy Z Fold2 5G」や「Galaxy Z Flip 5G」、SoftBankでは「razr 5G」という機種が先行で発売されており、折りたためるスマホの登場はそれほど真新しいものではありません。ドコモで2021年冬モデルとして登場した「Galaxy Z Flip3 5G」と「Galaxy Z Fold3 5G」が気になっている人に向けて、スペックや値段はもちろん、メリット・デメリットを解説していきます。

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GalaxyFlip3とFold3の概要

Flip3とFold3は両機とも「フォルダブルスマホ(折りたたみスマホ)」となっており、近年YouTubeなど動画コンテンツが主流となっている最中、大画面をコンパクトに持ち運べることを重視したスマホになっています。

GalaxyFlip3とFold3のスペック紹介

まずはサクッとスペックを見ていきましょう。

▼タブを切り替えられます▼




ドコモFold3

スペック
カラー ファントムブラック
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
オープン時:約158×128×6.4mm
クローズ時:約158×67×14.4mm
重量 約272g
メインディスプレイ 約7.6インチ
Dynamic AMOLED 有機EL
カバーディスプレイ 約6.2インチ
Dynamic AMOLED 有機EL
OS Android11
CPU 2.8GHz+1.8GHz オクタコア
Snapdragon 888
内蔵メモリ RAM:12GB
ROM:256GB
SDカード 非対応
アウトカメラ
(画素数/F値)
約1200万/1.8
約1200万/2.2
約1200万/2.4
インカメラ
(画素数/F値)
約1000万/2.2
約400万/1.8
バッテリー容量 4400mAh(内蔵電池)
最大通信速度
(受信時/送信時)
5G:4.2Gbps/480Mbps
4G:1.7Gbps/75Mbps
接続端子 USB Type-C
その他 防水:〇
防塵:ー
ワンセグ:ー
フルセグ:ー
おサイフケータイ:〇
生体認証:○(指紋・顔)
ワイヤレス充電(Qi):〇

ドコモFlip3

スペック
カラー クリーム
ファントムブラック
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
オープン時:約166×72×6.9mm
クローズ時:約86×72×15.9mm
重量 約184g
メインディスプレイ 約6.7インチ
Dynamic AMOLED 有機EL
カバーディスプレイ 約1.9インチ
Dynamic AMOLED 有機EL
OS Android11
CPU 2.8GHz+1.8GHz オクタコア
Snapdragon 888
内蔵メモリ RAM:8GB
ROM:128GB
SDカード 非対応
アウトカメラ
(画素数/F値)
約1200万/1.8
約1200万/2.2
インカメラ
(画素数/F値)
約1000万/2.4
バッテリー容量 3300mAh(内蔵電池)
最大通信速度
(受信時/送信時)
5G:4.2Gbps/218Mbps
4G:1.7Gbps/75Mbps
接続端子 USB Type-C
その他 防水:〇
防塵:ー
ワンセグ:ー
フルセグ:ー
おサイフケータイ:〇
生体認証:○(指紋・顔)
ワイヤレス充電(Qi):〇

指紋認証は右側側面

指紋認証は右サイドにあり、右利きの人は親指がやりやすいでしょう。指紋認証は触れるだけで、かなりの爆速でロック解除されます。

しかし、これは慣れだと思いますが、個人的には背面にあってほしいところ。顔認証でも画面ロックは解除できますが、マスクをしていると解除されません。

Fold3がSペンに対応!しかし端末に収納できない

galaxy-Fold3-Sペン

出典:NTTドコモ

前作Fold2では対応していなかったSペンが、今作のFold3で対応しました。これで画面を分割にしてリモート会議や、ネットで調べ物をしながらメモが取れ非常に便利です。

注意したいのは、過去のGalaxy Noteシリーズで付属していたSペンとの互換性はありません。

ヒンジ部分の強度や防水レベルは?

ガラケー時代では、よくヒンジ部分が折れて、やむなく修理に出すことも少なくありませんでした。

今作では折りたたむことができるスマホなので、「ヒンジ部分が心配…」という人もいると思いますが、心配は無用です。

”Galaxy史上最も強いアルミフレーム”
超強力かつ軽量のアーマーアルミフレームを採用し、従来より10%耐久性の向上ヒンジをしっかり保護します。
※これまでのGalaxy Z Fold3シリーズとの比較

引用:SUMSUNG公式サイト

またauで発売されていた前作で防水は対応していませんでしたが、今作の防水性能はIPX8規格を備えており、ヒンジ部分が雨に濡れてしまっても気にせず操作ができます。

防水規格の豆知識

IPとは「International Protection」の略称で、国際電気標準会議で定められた精密機器の水分や固形物の保護性能を現しています。

IP■▲(それぞれ数字が入ります)
■→防塵等級
▲→防水等級
防塵・防水のどちらかが対応していない場合「X」と表され、今作のGalaxyは防塵が非対応のため「IPX8」と表記されます。

・IPX5:いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない
⇒3mの距離から全方向に12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、3分間
・IPX6:いかなる方向からの水の強い直射噴流によっても有害な影響を受けない
⇒3mの距離から全方向に100ℓ/分・100kpaの噴流水、3分間
・IPX7:規程の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない
⇒水面下・15cm~1m、30分間
・IPX8:水面下での使用が可能
⇒水面下・最大1.5m、30分間

※IPX0~IPX4は省略

折り畳みの宿命!挟み込みには注意しよう

こちらも折りたたみならではの懸念事項ですが、ガラケー時代に頻発していたのが「ストラップ挟み込み」です。

ストラップなどの固い物を挟み込んだまま携帯を閉じて画面が割れるという故障がよくありました。

ラボちゃん
何もしていないのに画面が割れた!ってよく怒られたものだ。でっかいストラップ付けてるくせに。

今作でも、いくら耐久性があるとはいっても、固い物を挟み込んだ状態で外圧がかかると画面は割れてしまう可能性があります。

閉じる前に何もないか、必ず確認するようにしましょう。

Flex Modeで普段使いのアプリが劇的に変わる

折り畳みならではの使い方ができるのが、この「Flex Mode(フレックスモード)」という機能です。

端末を折り曲げることで、上下が分割し、使用するアプリが最適化されます。

動画コンテンツは手軽に楽しめる

ドコモGalaxy2分割

ディスプレイをL字(半開き)にすることで自立でき、上半分と下半分それぞれ分割した状態でアプリが利用できます。

例えばYouTubeでは、上部画面に映像、下部画面にはコメント欄を見ることができます。

端末を折ると自動的にフレックスモードが適用され、上図のようになります。

しかも自立してくれるので、何かに立てかけたり、スマホケースの必要もなく動画を楽しめます。

折り畳めるからこその安定したカメラ撮影方法

ドコモgalaxy-camera

折り畳めることは決してコンパクトになることだけがメリットではありません。

今まで集合写真を撮る際は、スマホを何かに立てかけてからタイマーを仕掛け、シャッターがおりるまでにパタッとスマホが倒れてしまうなどの経験があると思います(それも楽しい思い出ですが笑)

Flip3(写真左)の場合、自立してくれるからこそ床に直置きして、ローアングルからでの写真撮影が楽になります。

またFold3(写真右)の場合は3つのカメラレンズ(広角・超広角・望遠)を備えており、望遠カメラは光学2倍×デジタル5倍の最大10倍ズームまで可能になります。

大画面ならではの使い方で、直前に撮影した写真を画面上に分割して確認しながら、写真撮影をすることができます。

ドコモのいつでもカエドキプログラムで安く買える

ドコモでの価格は、「Flip3」で148,896円(税込)で、「Fold3」は237,600円(税込)となり、スマホの中でもかなりの高額です。

しかし、2021年9月24(金)からスタートした「いつでもカエドキプログラム」を使うと、最大半額以下で購入することができます。

いつでもカエドキプログラムの詳細は以下を参照ください

下取り|いつでもカエドキプログラムどう違う?
ドコモ豆知識|下取りといつでもカエドキプログラムは何が違う?注意事項は?ドコモプロが解説します!

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オーダー別の端末価格

他社からの乗り換えの場合は「5G WELCOME割」が適用されるため、22,000円の割引を受けられますが、契約変更(3G・4G→5G)や機種変更(5G→5G)にはありません。

購入方法別の価格表を記載しておくので参考にしてください。※価格はすべて税込です

Galaxy Z Flip3 5G Galaxy Z Fold3 5G
MNP
(いつでもカエドキプログラム
適用時)
126,896円
(66,176円)
215,600円
(120,560円)
新規契約
契約変更
機種変更
(いつでもカエドキプログラム
適用時)
148,896円
(88,176円)
237,600円
(142,560円)

いつでもカエドキプログラム適用時価格は、23ヵ月目にスマホを返却した場合の価格です。

あくまでもオンラインショップ価格のため、ドコモショップでの価格は異なる場合があります。

【個人の意見】GalaxyFlip3とFold3を使うメリット・デメリット

このような、現代では主流とはなっていないスマホを利用するには、それなりの理由があるんじゃないかと思います。

この記事を読んでいる方は、この製品を購入するべきか、そうでないのかを、メリット・デメリットを参考にしてもらいながら決めてもらえたらと思います。

ちなみに筆者である私自身の個人の意見も織り交ぜております。

Galaxy Z Fold3 5Gを持つメリット

GalaxyFold3-Flexmode

出典:NTTドコモ

  • 大画面7.6インチスマホがポケットに入れられる
  • スタンドがなくても自立する
  • 画面を分割して複数のアプリが同時に利用できる

やはり最大のメリットは、7.6インチの大画面端末をポケットに入れて持ち歩けるところでしょう。

NTTドコモで発売中のタブレット「dTab compact(d-42A)」の画面サイズは、約8.0インチとなっているため、このFold3を広げるとほぼタブレット端末と言っても過言ではありません。

そして、L字(半開き)にすることでノートPCのようにキーボードを横に広げて入力することができますし、自立することで動画や写真撮影が格段に使いやすくなります。

また複数のアプリが利用できるマルチウィンドウ機能で、YouTubeを見ながらSNSや、ネットニュースを見ながらリモート会議など、組み合わせは無限大になります。

Galaxy Z Fold3 5Gを持つデメリット

  • 【国内版のみ】SIMスロットはシングル
  • 画面の折り目が気になる人は気になる
  • 分厚くて重たい

国内版ではSIMスロットはnanoUIMカード1枚の仕様となっており、例えば通話プランはドコモSIM、データプランは他キャリアSIMを使うなどの利用はできません。

また折りたたみならではですが、折り目が気になる人は気になるかもしれません。

例えば、Sペンで左から右へと直線を描いたときに少し違和感がありますし、正面から見たときに湾曲が否めません。※ボクは気になりませんが

あとは単純に重いです。でもそれは今までのスタンダードなスマホと比較して。

画面サイズが似ているドコモタブレット「dTab compact(d-42A)」の重量は326gで本製品は272gなので、かなり軽量化に成功しているのではないかと思います。

Galaxy Z Flip3 5Gを持つメリット

Flip3-docomo

出典:NTTドコモ

  • 閉じるとかなりコンパクトで開くと6.7インチの大画面
  • カバーディスプレイが便利で自由にカスタマイズできる

言わずもがなですが、閉じるとかなりコンパクトになり、手のひらサイズなのがいいです。このサイズなら、ポケットに入れてもカバンに入れてもかさばりません。

そしてもう一つのメリットでかなり便利なのが、カバーディスプレイ(サブディスプレイ)の便利さです。

端末を閉じた状態で電源ボタンを2回押すとカメラが起動し、撮影にも重宝しますし、女性ならメイク時の鏡代わりに利用できます。

またカバーディスプレイから「ミュージック再生」「アラーム設定」「タイマー」「天気予報」「スケジュール」「電話の応答・拒否」ができますし、デザインを変更することができます。

Flip3-coverdisplay

Galaxy Z Flip3 5Gを持つデメリット

  • 内蔵メモリ(ROM)が128GB
  • バッテリーが小さい(3300mAh)

ボクの仕事柄、写真撮影することが多く、内蔵メモリが128GBのみというのは少し心許ない。

ラボちゃん
端末価格が14万円代でSDカード非対応で、内蔵メモリが128GBかぁ。うーん。海外版は256GBなのになぁ。

またコンパクトサイズが裏目に出ているのか、バッテリー容量が小さい。

2021年冬モデルとして発表された「らくらくスマートフォン(F-52B)」でも3400mAhあり、高齢層とは違い本製品を購入するのはどちらかと言えば若年層からでしょう。

若年層の使い方では、かなり心許ないバッテリー容量のため、デメリットに入れさせてもらいました。

まとめ

今回解説した「Galaxy Z Flip3 5G」と「Galaxy Z Fold3 5G」ですが、やはり折り畳めるところがかなりメリットがあると思います。

その中でもマルチウィンドウで複数のことができる点が、かなりポイントが高いと思います。

iPhoneよりAndroid好きで、仕事柄スマホで様々なことをいっぺんにしたい!という方には、かなりおススメです。

折りたたみスマホとりまとめ

  • 大画面がスリム/コンパクトに持ち運べる
  • マルチウィンドウで複数のアプリが一度に利用できる
  • 価格は高いが「いつでもカエドキプログラム」で何とか安価に

ボク個人のオススメは、タブレット級に大画面の「Galaxy Z Fold3 5G」で、3分割してインターネットで調べものしながらYouTubeを見て、本サイトの記事作成に勤しみたいと思います。

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