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ドコモが日本初「LTE上空利用プラン」を発表!ドローンが物を運ぶ未来がすぐそこにある!

2021年7月26日

docomosky

2021年7月8日、NTTドコモによりドローン向けLTE上空利用プランを発表しました。

従来ドローンは目視内での飛行を主に、上空からの撮影を目的とされてきましたが、モバイル通信を利用した飛行により目視外で利用できるようになります。

それらを利用したことで、どのようなことが可能になるのか「LTE上空利用プラン」の概要とメリットを解説していきます。

LTE上空利用プランの概要

LTE上空利用プランは、端末に送信電力制御・接続バンド制限が適用されており、電波法に違反することなくLTE範囲内の上空利用が可能になります。

また注意したいのは、LTE上空利用プランを利用したドローン飛行は対地高度150m未満までと定められており、それ以上の飛行は禁止されています。

月額料金は49,800円

料金プラン名LTE上空利用プラン
月額料金49,800円(税込)
通信容量120GB/月(超過すると1Mbps)
※スピードモード利用可
(利用データ量1GB毎に1,100円が必要)
通信速度受信時最大950Mbps
通信可能エリアXi(LTE)提供エリア
※3G・5Gエリアは除く
利用可能な通信(データ通信)国内での通信のみ
定期契約・解約金なし
契約事務手数料3,300円(税込)
名義変更手数料2,200円(税込)
dポイント付与・利用可
申込窓口ドコモショップ・法人窓口

月額料金は49,800円となっており、基本的に企業向けプランとされていますが、個人契約も可能です。

また月々の通信容量は120GBまで利用可能ですが、超過してしまうと月末まで1Mbpsでの速度になってしまいます。

通信速度を通常速度に戻したい場合、1,100円/1GBでドコモサービスの「1GB追加オプション」を都度申し込むか、「スピードモード」に加入しておくと自動的に1GBずつ追加してくれて便利です。

対応端末

本プランを利用する場合、ドコモが定めるLTE対応端末が必要になります。

LTE上空利用プランの対応端末一覧はコチラ

また他社製品(SIMロック解除済)は、動作保証を行っていないため、保証対象外です。

飛行はLTE上空利用予約が必要

上空利用予約画面

契約したからといって自由に飛ばせるものではありません。

ドコモは同一空域、同一時間に飛行が集中しないことを確認したうえで、ユーザーに飛行の許可をします。

理由としては、一度に何十機も飛行してしまうと電波干渉が発生し、機器のトラブルになるからです。

LTE上空利用予約サイトはコチラ

予約なしでLTE上空利用を行うと、電波法違反になる場合がありますので、必ず予約を行いましょう。

契約~利用の流れ・手順

上空でモバイルネットワークを利用したドローン飛行には、「LTE上空利用プラン」の契約が必要です。

契約から利用開始までの流れを解説していきます。

step
1
LTE上空利用プランの契約

LTE上空利用プランはドコモショップ店頭、もしくは法人営業担当者を通じて契約をします。

契約後に本プラン専用のSIMカードがもらえます。

利用にはdアカウント/ビジネスdアカウントが必要になります。

お近くのドコモショップを調べる

 

step
2
LTE上空利用予約サイトで予約する

利用日時、利用場所の決定後、LTE上空利用サイトで予約を行います。

お持ちのdアカウント/ビジネスdアカウントでログインを行います。

LTE上空利用サイトはコチラ

 

step
3
機体とLTE対応端末を接続→利用開始

ドローンに本プラン対応SIMカードを挿入、もしくは同SIMカードを挿入したLTE対応端末を搭載することで利用開始できます。

LTE上空利用の背景

drone

官民協議会では、無人航空機に関する政府の取組を「空の産業革命に向けたロードマップ」として毎年公表しています。

その背景も面白いものになっていますので解説したいと思います。

小型無人機の飛行レベルについて

小型無人機(ドローン)では、飛行することにおいてレベルが定義されています。

小型無人機の飛行レベル
レベル1目視内での操縦飛行
レベル2目視内飛行(操縦なし)
レベル3無人地帯での目視外飛行(補助者の配置なし)
レベル4有人地帯での目視外飛行(補助者の配置なし)

現在はレベル1~2の飛行が主流になっており、あらゆる課題が存在することでレベル3~4の活用まで至っていません。

空の産業革命に向けたロードマップ2021では?

空の産業革命に向けたロードマップでは、2020年より「環境整備」「技術開発」「社会実装」の3点を軸に取り組みが公表されています。

空の産業革命

出典:「空の産業革命に向けたロードマップ2021」について

2021年に公表された空の産業革命に向けたロードマップでは、ドローンを利用した物流を、2022年の後半には有人地帯での目視外飛行を実現する目標を立てています。

資料の中には「空飛ぶクルマ」のことも書かれており、昔子どもの頃に空想したことを国が実現しようとしているのも面白いです。

空の産業革命に向けたロードマップはコチラ

有人地帯で利用するメリット

街

個人の趣味など、ドローンを利用した空撮が主流となっており、YouTubeなどでも動画を簡単に見ることができます。

従来はそれだけでも驚きでしたが、目標とされている有人地帯で利用するメリットを解説していきます。

ドローンメリット

  • 医薬品の配送
  • 生活物資・農作物の長距離物流
  • 広範囲の農薬散布
  • 災害時の状況把握・リアルタイム中継・物資運搬
  • 高構造物の目視点検(作業員の危険を防止)

ドローンの活用目的として、物の運搬以外にも災害時の状況把握・情報収集や、高所での作業員の危険を防止するための高所撮影が可能となります。

このようにドローンを利用することが当たり前になる時代がすぐそこまでやってきており、日々の生活を支えるインフラになると思います。

まとめ

街 夕焼け

今回NTTドコモが発表した「LTE上空利用プラン」は日本初となるドローン向けプランです。

前述したようにドローンを利用した運搬やリアルタイム映像伝送により、まだまだ可能性が広がっていきそうです。

数年後にはドローンが牛丼を運んで来てくれる時代になりそうですね。

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ラボ

ドコモに勤めて15年。 ドコモショップスタッフによるドコモユーザーや覚えることで大変なドコモで勤めるスタッフの手助けになるようサイトを立ち上げる。 長年培ったプロの視点でドコモサービスを解説・評価・他社比較をするサイト。 ドコモを利用するすべての人のためになるよう忌憚なく記事を書いていきます。別サイト「ちょっとWiFi」にてドコモ記事の監修者も手掛ける。

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