ドコモでんき

ドコモでんきは本当に改悪か|不完全だが地域ごとに再起してる現状

ドコモでんき改悪アイキャッチ

NTTドコモが提供する電力サービス「ドコモでんき」は、2022年3月1日よりサービスを開始したものの同年11月8日にエネルギー価格の高騰が影響し、新規受付を一時停止していました。

そして2024年3月1日より東北電力、東京電力を除き新規受付を再開しています。また、一時dポイント還元率が10%から6%へ改悪となっていましたが、一部エリアにおいては最大10%還元が復活しております。

本記事ではドコモでんきが改悪されたと言われる要因を振り返りながら、現状との比較を解説していきます。

 

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なぜドコモでんきは改悪と言われるようになったか

当時「ドコモでんきが改悪になった」とよく耳にしました。理由は、2023年5月から9月にかけて「電気料金」の改定、「ポイント還元率の変更」の2点を改定したことに加え、「燃料費調整額の上限撤廃」が引き金になっています。詳しく見てみましょう。

要因1. 電気料金の改定

電気料金の改定内容は「各地域電力会社の規制料金と同等の料金に値上げ」といった内容です。また燃料費調整額の上限撤廃は継続したままというダブルパンチが改悪されたと言われる理由の一つです。

各地域の電力エリアごとに「改定前」「改定後」「現状」の3パターンで見ていきましょう。

現在国からの補助で支援金が出ており、一般家庭向けの低圧電力の場合1kWhあたり4.0円の割引を受けられています。

基本的にどのエリアにおいても地域電力の電力料金と同等なので、電気料金の値上げは致し方ないことではあります。しかし、燃料費調整額の上限撤廃が継続しているため、地域電力より高くなる可能性はあります。次で詳しく解説します。

 

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要因2. 燃料費調整額の上限撤廃(継続)

「燃料費調整額」とは、電気料金に含まれる調整額で、輸入される原油やLNG(液化天然ガス)、石炭などの価格は、国際的な市場価格や適当の影響で変動します。

超簡単に言えば、「エネルギーの調達にお金が掛かるから利用者に少し負担してもらう」という費用です。

電気料金の仕組み

電気料金の仕組み

ドコモでんきにおいて、燃料費調整額の上限を撤廃しているため、上限を設けている電力会社より電気代が高くなる可能性があります。しかし、ほとんどの地域電力においても上限を撤廃しているためドコモ電気だけ改悪したとは言えません

ドコモでんきと地域電力の燃料費調整額を比較してみましょう。

燃料費調整単価比較(1kWhあたり)※2024年11月時点
ドコモでんき 地域電力
北海道電力エリア -8.07円 -8.06円
東北電力エリア -9.53円 -9.53円
東京電力エリア -8.67円 -8.67円
中部電力エリア +0.30円 +0.30円
北陸電力エリア -8.97円 -8.97円
関西電力エリア 最初の15kWhまで+22.89円
15kWh超過分1kWhにつき:+1.53円
最初の15kWhまで-3.84円
15kWh超過分1kWhにつき:-0.26円
中国電力エリア 最初の15kWhまで-160.76円
15kWh超過分1kWhにつき:-10.70円
最初の15kWhまで-160.65円
15kWh超過分1kWhにつき:-10.69円
四国電力エリア 最初の15kWhまで-90.18円
15kWh超過分1kWhにつき:-8.20円
最初の15kWhまで-90.18円
15kWh超過分1kWhにつき:-8.20円
九州電力エリア -0.27円 -0.25円

燃料費調整額は、基準燃料価格より高ければ燃料費調整額は加算され低ければ差し引かれます

ご覧の通り、関西電力を除く地域電力の燃料費調整額はほぼ同額です。よって地域電力を契約している場合はドコモでんきに切り替えても料金は同額ということになります。さらに電気使用料金に対してdポイントが還元されるためお得です。

唯一関西電力においてはドコモでんきの燃料費調整額が高いため、dポイント還元ではまかなえない可能性があります。

 

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要因3. ポイント還元率

3つ目の改悪と言われる要因は当初のdポイント還元率から下がったことが理由に挙げられます。

改定されたdポイント還元率(現在のdポイント還元率とは異なります)
料金プラン dカード有無
ドコモでんき
Green
ドコモでんき
Basic
改定前 改定後 改定前 改定後
eximoロゴahamoロゴirumoロゴなど dカードGOLD
dカード GOLD会員
10% 6% 2%
1%
dカード
dカードor上記以外
5% 3%
上記以外プラン・
ドコモ契約を持っていない
2% 1% 1% 0.5%

2023年6月より全エリアのdポイント還元率が最大6%に下がってしまったため、地域電力+500円加算されるドコモでんきGreenを契約するメリットがほとんどなくなってしまいました。現状は回復してきており一部エリアは最大10%還元となります。

 

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改悪したのはドコモでんきだけではない

ドコモでんきだけが改悪となったわけではなく、すべての電力会社が電気代高騰となっています。
その要因として挙げられるのが──

  • 新型コ○ナウイルスの影響による経済活動停止からの経済回復のため
  • ロシアによるウクライナ侵攻による経済制裁や輸出制限
  • 化石燃料の輸出国としてのロシアのシェアが大きい
  • 円安による燃料費高騰

などいくつも挙げられます。

以上のように、ドコモでんきに限ったことではないのはご理解いただけたと思います。では現状のドコモでんきがどうなっているか見ていきましょう。

 

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2024年11月時点ドコモでんきの現状

ドコモでんきロゴ

ドコモでんきの基本情報
電気料金 地域電力と同額
※ドコモでんきGreenは地域電力料金に+500円
dポイント還元率 電気料金100円(税抜)につき、
ドコモでんきGreen:1%~10%
ドコモでんきBasic:0.5%~2%
対応エリア 沖縄・離島を除く全国対応
初期費用 0円
解約金 0円
支払方法 ■ドコモ回線がある場合
ドコモの利用料金と合算請求
■ドコモ回線がない場合
クレジットカード、または請求書払い
※請求書の場合は発行手数料で165円/通がかかります
オール電化プラン なし
ガスサービス なし
公式サイト

公式サイトをチェック

沖縄県や離島を除き、全国で対応しています。
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ドコモでんきには「ドコモでんきGreen」と「ドコモでんきBasic」の2プランがあります。




ドコモでんきGreen

ドコモでんきGreenの特徴

  • 地域電力料金+500円
  • 再生エネルギー由来のCO2排出量実質ゼロ※1
  • 電気料金100円(税抜)につき地域に応じたdポイント還元

「ドコモでんきGreen」は再生エネルギー由来のCO2排出量実質0※1の地球にやさしいプランです。地域電力料金に毎月500円が加算されますが、エリアによっては最大10%のdポイントが還元されます。
※1 LNG火力等の電源に非化石証書を使用することでCO2排出量実質ゼロを実現

dカード GOLD契約中で、かつ家族2~3人以上の一般家庭で電気代が10,000円を超えている場合、ドコモでんきGreenの方がお得になる場合があります。

ドコモでんきBasic

ドコモでんきBasicの特徴

  • 電気の品質は今と同じまま利用できる
  • 電気料金100円(税抜)につき地域に応じたdポイント還元

「ドコモでんきBasic」は地域電力同等の料金に加え、dポイントが最大2%還元される基本プランです。現在契約中の電力会社と品質はそのままでdポイントがたまるため、大半の方はこちらを契約されます。


 

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ドコモでんき最大10%エリア(中部・関西・九州)

エリア:中部電力・関西電力・九州電力
料金プラン dカード有無 支払方法 ドコモでんき
Green
ドコモでんき
Basic
eximoロゴahamoロゴirumoロゴなど dカードGOLD
dカード GOLD会員
dカード GOLD 10% 2%
上記以外 9% 1%
dカード
dカードor上記以外
dカード 5% 2%
上記以外 4% 1%
上記以外プラン・
ドコモ契約を持っていない
dカード GOLD/dカード 2% 1%
上記以外 1% 0.5%

中部電力エリア、関西電力エリア、九州電力エリアはdポイント最大10%還元となります。

10%還元の条件は「ドコモの対象プラン」+「dカード GOLDで支払い」+「ドコモでんきGreen」の3つが揃うこと。dカード GOLDを持っているならほぼ対象プランに加入していると思うので、ドコモでんきGreenがおすすめです。

しかし、通常のdカード、または持っていない場合は「ドコモでんきBasic」にする方が得策でしょう。もし「ドコモでんきGreen」のdポイント5%還元のために基本料金を500円の元を取るとなると10,000円が損益分岐点になります。電気代にもよりますが、10,000円を下回るなら「ドコモでんきBasic」で2%還元を受ける方がお得になります。

 

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ドコモでんき最大6%エリア(北海道・東北・東京・北陸・中国・四国)

エリア:北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中国電力・四国電力
料金プラン dカード有無 支払方法 ドコモでんき
Green
ドコモでんき
Basic
eximoロゴahamoロゴirumoロゴなど dカードGOLD
dカード GOLD会員
dカード GOLD 6% 2%
上記以外 5% 1%
dカード
dカードor上記以外
dカード 4% 2%
上記以外 3% 1%
上記以外プラン・
ドコモ契約を持っていない
dカード GOLD/dカード 2% 1%
上記以外 1% 0.5%

6%還元の条件は「ドコモの対象プラン」+「dカード GOLDで支払い」+「ドコモでんきGreen」の3つが揃う必要があります。

GreenとBasicの損益分岐点は電気代が8,400円になります。
条件が合致しており、2人暮らし以上で電気代が8,400円以上なら「ドコモでんきGreen」、下回っているなら「ドコモでんきBasic」がお得になります。

eximoポイ活×ドコモでんき
あわせて読みたいeximoポイ活×ドコモでんきの組み合わせはどう?相乗効果やおすすめな理由を解説!

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ドコモでんきのキャンペーン

  • ドコモでんき冬の家計応援キャンペーン
    2024年10月1日(火)~2025年1月31日(金)
  • エコ得プログラム
  • 家計まるごとdカード支払いがおトク!
    2024年10月1日(火)~2024年12月31日(火)

「冬の家計応援キャンペーン」では申込者を対象に最大10,000ptがもらえるキャンペーンです。エントリーが必要なため、申し込む前にエントリーしておきましょう。

もうすでに申し込んでいる方は「エコ得プログラム」といった、タイミングよく電気を使ったり減らしたりすることでdポイントがコツコツたまるプログラムがあります。例えば、節約すればするほどポイントがためられる「節約チャレンジ」では、1kWh節約するごとに5ポイントがもらえるので楽しく節約できます
通常のdポイント還元だけじゃなく、遊び感覚で電気代の節約やdポイントがためられるのは嬉しい特典ですよね。

キャンペーンやプログラムについては「【2024年11月】ドコモでんきの最新キャンペーン情報まとめ!申し込み方法も解説!」で解説していますので合わせてご覧ください。

ドコモでんき|キャンペーン情報まとめ
あわせて読みたい【2024年11月】ドコモでんきの最新キャンペーン情報まとめ!申し込み方法も解説!

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ドコモでんきと地域電力を比較

ここからはドコモでんきと地域電力を比較していきます。

以下の表は各エリアの料金比較です。エリアを選択すると表が切り替わるので、ご自身のエリアを確認してください。

電力料金比較

2024年11月時点 区分 ドコモでんき 北海道電力 (従量電灯B)
基本料金 契約電流 10A 402.6円 402.6円
契約電流 15A 603.9円 603.9円
契約電流 20A 805.2円 805.2円
契約電流 30A 1,207.8円 1,207.8円
契約電流 40A 1,610.4円 1,610.4円
契約電流 50A 2,013円 2,013円
契約電流 60A 2,415.6円 2,415.6円
電力量料金 120kWhまで 35.35円 35.35円
120~280kWhまで 41.64円 41.64円
280kWh超過分 45.36円 45.36円
燃料費調整額 1kWh -8.07円 -8.06円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
北海道電力の「従量電灯」は一般家庭向けの電力料金プランです。 契約電流のA(アンペア)数によって基本料金が異なり、一般的に以下のアンペア数が平均になります。
  • 1人暮らし:20~30A
  • 2人暮らし:20~50A
  • 3~4人暮らし:40~50A
  • 5人以上:60A
電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。 例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 基本料金:805.2円(20Aの場合)(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 35.35円 + 30kWh × 41.64円 = 5,491.2円
  • 燃料費調整額:150kWh × -8.07円 = -1,210.5円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:5,609円
ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。 北海道電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 東北電力 (従量電灯B)
基本料金 契約電流 10A 369.6円 369.6円
契約電流 15A 554.4円 554.4円
契約電流 20A 739.2円 739.2円
契約電流 30A 1,108.8円 1,108.8円
契約電流 40A 1,478.4円 1,478.4円
契約電流 50A 1,848円 1,848円
契約電流 60A 2,217.6円 2,217.6円
電力量料金 120kWhまで 29.62円 29.62円
120~280kWhまで 36.37円 36.37円
280kWh超過分 40.32円 40.32円
燃料費調整額 1kWh -9.53円 -9.53円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
東北電力の「従量電灯」は一般家庭向けの電力料金プランです。 契約電流のA(アンペア)数によって基本料金が異なり、一般的に以下のアンペア数が平均になります。
  • 1人暮らし:20~30A
  • 2人暮らし:20~50A
  • 3~4人暮らし:40~50A
  • 5人以上:60A
電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。 例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 基本料金:739.2円(20Aの場合)(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 29.62円 + 30kWh × 36.37円 = 4645.5円
  • 燃料費調整額:150kWh × -9.53円 = -1,429.5円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,478円
ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。 東北電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 東京電力 (従量電灯B)
基本料金 契約電流 10A 311.75円 311.75円
契約電流 15A 467.63円 467.63円
契約電流 20A 623.5円 623.5円
契約電流 30A 935.25円 935.25円
契約電流 40A 1,247円 1,247円
契約電流 50A 1,558.75円 1,558.75円
契約電流 60A 1,870.5円 1,870.5円
電力量料金 120kWhまで 29.8円 29.8円
120~280kWhまで 36.4円 36.4円
280kWh超過分 40.49円 40.49円
燃料費調整額 1kWh -8.67円 -8.67円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
東京電力の「従量電灯」は一般家庭向けの電力料金プランです。 契約電流のA(アンペア)数によって基本料金が異なり、一般的に以下のアンペア数が平均になります。
  • 1人暮らし:20~30A
  • 2人暮らし:20~50A
  • 3~4人暮らし:40~50A
  • 5人以上:60A
電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。 例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 基本料金:623.5円(20Aの場合)(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 29.8円 + 30kWh × 36.4円 = 4,668円
  • 燃料費調整額:150kWh × -8.67円 = -1,300.5円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,514円
ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。 東京電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 中部電力 (電灯契約)
基本料金 契約電流 10A 321.14円 321.14円
契約電流 15A 481.71円 481.71円
契約電流 20A 642.28円 642.28円
契約電流 30A 963.42円 963.42円
契約電流 40A 1,284.56円 1,284.56円
契約電流 50A 1,605.7円 1,605.7円
契約電流 60A 1,926.84円 1,926.84円
電力量料金 120kWhまで 21.2円 21.2円
120~280kWhまで 25.67円 25.67円
280kWh超過分 28.62円 28.62円
燃料費調整額 1kWh +0.30円 +0.30円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
中部電力の「電灯契約」は「ポイントプラン」と「おとくプラン」が一般家庭向けの電力料金プランです。 契約電流のA(アンペア)数によって基本料金が異なり、一般的に以下のアンペア数が平均になります。
  • 1人暮らし:20~30A
  • 2人暮らし:20~50A
  • 3~4人暮らし:40~50A
  • 5人以上:60A
電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。 例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 基本料金:642.28円(20Aの場合)(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 21.2円 + 30kWh × 25.67円 = 3,314.1円
  • 燃料費調整額:150kWh × +0.30円 = 45円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,524円
ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。 中部電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。さらに中部電力はドコモでんきGreenの場合、最大10%の還元もあるので、基本料金と電力料金を足して5,000円以上になればドコモでんきGreenがお得になります。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 北陸電力 (従量電灯)
基本料金 契約電流 10A 302.5円 302.5円
契約電流 15A 453.75円 453.75円
契約電流 20A 605円 605円
契約電流 30A 907.5円 907.5円
契約電流 40A 1,210円 1,210円
契約電流 50A 1,512.5円 1,512.5円
契約電流 60A 1,815円 1,815円
電力量料金 120kWhまで 30.86円 30.86円
120~280kWhまで 34.75円 34.75円
280kWh超過分 36.46円 36.46円
燃料費調整額 1kWh -8.97円 -8.97円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
北陸電力の「従量電灯」は一般家庭向けの電力料金プランです。 契約電流のA(アンペア)数によって基本料金が異なり、一般的に以下のアンペア数が平均になります。
  • 1人暮らし:20~30A
  • 2人暮らし:20~50A
  • 3~4人暮らし:40~50A
  • 5人以上:60A
電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。 例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 基本料金:605円(20Aの場合)(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 30.86円 + 30kWh × 34.75円 = 4,745.7円
  • 燃料費調整額:150kWh × -8.97円 = -1,345.5円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,528円
ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。 北陸電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 関西電力 (従量電灯A)
最低料金 15kWhまで 522.58円 522.58円
電力量料金 15~120kWhまで 20.21円 20.21円
120~300kWhまで 25.61円 25.61円
300kWh超過分 28.59円 28.59円
燃料費調整額 15kWhまで +22.89円 -3.84円
15kWh超過分1kWhあたり +1.53円 -0.26円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
関西電力の「従量電灯A」は一般家庭向けの電力料金プランです。関西電力はアンペア制ではなく最低料金が用いられています。 電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
ドコモでんきの場合
  • 最低料金:522.58円(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 20.21円 + 30kWh × 25.61円 = 3,193.5円
  • 燃料費調整額:22.89円 + 135kWh × 1.53円 = 229.44円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,469円
関西電力(従量電灯A)の場合
  • 最低料金:522.58円
  • 電力料金:120kWh × 20.21円 + 30kWh × 25.61円 = 3,193.5円
  • 燃料費調整額:-3.84円 - 135kWh × -0.26円 = -38.94円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,200円
関西電力の場合、電力料金は同額ですが燃料費調整額が異なります。関西電力はドコモでんきGreenで最大10%の還元がありますが、燃料費調整額の変動に注意しないといけません。 ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 中国電力 (従量電灯A)
最低料金 15kWhまで 759.68円 759.68円
電力量料金 15~120kWhまで 32.75円 32.75円
120~300kWhまで 39.43円 39.43円
300kWh超過分 41.55円 41.55円
燃料費調整額 15kWhまで -160.76円 -160.65円
15kWh超過分1kWhあたり -10.70円 -10.69円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
中国電力の「従量電灯A」は一般家庭向けの電力料金プランです。 電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 最低料金:759.68円(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 32.75円 + 30kWh × 39.43円 = 5,112.9円
  • 燃料費調整額:-160.76円 - 135kWh × -10.70円 = -1,520.21円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,875円
中国電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。 ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 四国電力 (従量電灯A)
最低料金 15kWhまで 666.89円 666.89円
電力量料金 15~120kWhまで 30.65円 30.65円
120~300kWhまで 37.27円 37.27円
300kWh超過分 40.78円 40.78円
燃料費調整額 15kWhまで -90.18円 -90.18円
15kWh超過分1kWhあたり -8.20円 -8.20円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
四国電力の「従量電灯A」は一般家庭向けの電力料金プランです。 電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 最低料金:666.89円(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 30.65円 + 30kWh × 37.27円 = 4,796.1円
  • 燃料費調整額:-90.18円 - 135kWh × -8.20円 = -1,197.18円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,789円
四国電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。 ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。
2024年11月時点 区分 ドコモでんき 九州電力 (従量電灯)
基本料金 契約電流 10A 316.24円 316.24円
契約電流 15A 474.36円 474.36円
契約電流 20A 632.48円 632.48円
契約電流 30A 948.72円 948.72円
契約電流 40A 1,264.96円 1,264.96円
契約電流 50A 1,581.2円 1,581.2円
契約電流 60A 1,897.44円 1,897.44円
電力量料金 120kWhまで 18.37円 18.37円
120~280kWhまで 23.97円 23.97円
280kWh超過分 26.97円 26.97円
燃料費調整額 1kWh -0.27円 -0.25円
再エネ賦課金 1kWh 3.49円 3.49円
九州電力の「従量電灯」は一般家庭向けの電力料金プランです。 契約電流のA(アンペア)数によって基本料金が異なり、一般的に以下のアンペア数が平均になります。
  • 1人暮らし:20~30A
  • 2人暮らし:20~50A
  • 3~4人暮らし:40~50A
  • 5人以上:60A
電力量料金は使用する電力量1kWhあたりで計算します。 例えば150kWh使用した場合の電気料金の計算式は──
  • 基本料金:632.48円(20Aの場合)(ドコモでんきGreenの場合+500円)
  • 電力料金:120kWh × 18.37円 + 30kWh × 23.97円 = 2,923.5円
  • 燃料費調整額:150kWh × -0.27円 = -40.5円
  • 再エネ賦課金:150kWh × 3.49円 = 523.5円
  • 合計:4,038円
ドコモでんきのdポイント還元は、燃料費調整額と再エネ賦課金は対象外になり、電力料金100円(税抜)に対しての還元となります。また燃料費調整額がマイナスで調整されている場合、割引後の電力量がdポイント還元対象となります。 九州電力の場合、電力料金・燃料費調整額が同額のため、ドコモでんきにするとさらにdポイントが還元されるのでお得と言えます。さらに九州電力はドコモでんきGreenの場合、最大10%の還元もあるので、基本料金と電力料金を足して5,000円以上になればドコモでんきGreenがお得になります。

 

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ドコモでんき申込み手順

ここからはドコモでんきで用意するものと、申し込みから利用開始までの手順を解説していきます。

ドコモでんき申込みで事前に用意するもの

検針票イメージ

ドコモでんきでは以下の2つの情報が必要です。

  • お客様番号
  • 供給地点特定番号

「お客様番号」と「供給地点特定番号」は現在契約中の電力会社から届く「検針票」や、電力会社サイトのマイページに記載されています。

各電力会社のログインページ
北海道電力 東北電力 北陸電力
東京電力 中部電力 関西電力
中国電力 四国電力 九州電力

なお、ENEOSでんきから切り替える場合、ドコモでんきのお客様番号の入力箇所は、ENEOSでんきの「ご契約番号」を入力する必要があります。

 

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申し込みから利用開始まで

step
1
ドコモでんき公式サイトにアクセスする

ドコモでんき公式サイト

ドコモでんき申込手順ステップ1

ドコモでんき公式サイトへアクセスし、「ドコモでんきお申込みはこちら」をクリックし、dアカウントのログインを実施します。

step
2
フォームに基本情報を入力

ドコモでんき申込手順ステップ2

フォームに先ほど用意した「お客様番号」や「供給地点特定番号」、現在の電力会社の契約名義などを入力していきます。

重要事項と登録内容を確認し、問題なければ完了です。

 

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結論:現時点では地域電力と同額+dポイント加算なのでお得(関西は注意)

今回はドコモでんきがなぜ改悪と言われたのか、要因の振り返りと現状の料金を解説しました。

本記事を要約するとこのようになります。

  • ドコモでんきはスタート時点と比べてポイント還元率が改悪したが、エリアによって原状復帰してきている
  • 地域電力と同額にdポイントが加算されるため地域電力よりお得
  • 燃料費調整額に上限がないので上限がある電力会社より高くなる可能性がある
  • 関西電力のみ燃料費調整額が異なるため注意が必要

確かに電気料金自体は高くなっていますがドコモでんきに限ったことではなくすべての電力会社に言えることです。ドコモでんきはdポイント還元の特典があるため、個人的には地域電力よりドコモでんきの方がお得になると思います(筆者も契約しています)。

 

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ドックん&モコちゃん

15年以上ドコモショップで勤務。長年培った視点でドコモサービスを解説・評価・他社比較をするサイト。 2023年よりYoutubeを開設しドックん&モコがドコモサービスを中心に解説中!

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