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ドコモ光

home5Gとドコモ光はどちらがおすすめ?実機レビューを基にプロが比較した正しい選び方とメリット・デメリット

home5Gとドコモ光の正しい選び方

※2023年5月3日更新

モコちゃん 困る
モコちゃん
ドコモのhome5Gがお手軽でおすすめって聞いたんやけど、ドコモ光とどっちがいいのん?全然分からんから教えて~
home5Gもドコモ光もそれぞれメリット・デメリットがあるんだ。今回は正しい選び方を解説していくよ!
ドッくん キラリ
ドッくん

ドコモ光・home5Gはともにドコモが提供しているサービスで、Wi-Fiが利用できるという点は同じもののまったく違うサービスです。手軽に利用できるという利点によりドコモ光からhome5Gに乗り換えている人がいるのも事実です。

home5Gの概要をざっくり

  • 商品名:HR01
  • キャリア:NTTドコモ
  • 発売日:2021年8月27日(金)
  • 本体価格:39,600円(税込)
    ※36回分割で1,100円/月も可
    ※月々サポートで1,100円/月で実質0円
  • 月額料金:4,950円(税込)

コンセントを挿すだけで利用できるお手軽ホームルーター「home5G」は、ドコモを利用している人にはもちろん、セット割が適用されない格安スマホの利用者からも人気があります。
home5G契約特典の種類は申込窓口によって様々ですが、2023年2月時点ではGMOとくとくBB経由で申し込むのが一番お得です。



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Contents
  1. home5Gとドコモ光のスペックの違い
  2. 新商品HR02はどうなの?待ったほうがいい?
  3. home5Gの口コミ・評判からわかるメリット・デメリット
  4. home5Gとドコモ光はこんな人がおすすめ
  5. home5Gの開封から接続まで
  6. 【実体験レビュー】home5Gで同時接続してみた
  7. home5Gを解約したら端末は再利用できる?
  8. home5G契約前に知っておきたい電波の仕組み
  9. お得にhome5Gを申し込むならどこがおすすめ?
  10. 筆者はランキング外のITXで申し込んでいたという…
  11. まとめ

home5Gとドコモ光のスペックの違い

home5Gとドコモ光は似ているようで「メロンとメロンパン」くらい違います。二つを比較してみましょう。

home5G ドコモ光
イメージ home5G ドコモ光
月額料金 4,950円 戸建て:5,720円
マンション:4,400円
本体代金 39,600円
※月々サポートで実質0円
なし
工事費用 なし 戸建て:19,800円
マンション:16,500円
※キャンペーンで無料
契約期間 なし 2年
解約金 なし 戸建て:5,500円
マンション:4,180円
※2022年7月1日以降に契約した場合
通信速度(最大値) 【5G】
受信時最大4.2Gbps
送信時最大218Mbps
【4G】
下り最大1.7Gbps
上り最大131.3Mbps
上り・下り最大1Gbps
平均通信速度※1 下り平均:217.95Mbps
上り平均:20.23Mbps
下り平均:270.75Mbps
上り平均:230.79Mbps
平均Ping値※1 51.15ms 19.46ms
対応エリア 全国
※ドコモ携帯エリア同様
全国
※NTTフレッツ光エリア同様
スマホセット割 最大-1,100円/月 最大-1,100円/月
光電話 なし
※homeでんわ契約可
550円/月
テレビオプション なし 825円/月

※1 【参考データ】みんなのネット回線速度:2022年12月時点

home5G公式の通信速度だけで過度な期待は要注意

公式で発表されているhome5Gの通信速度は5Gエリアで5G:受信時最大4.2Gbps、4G:受信時最大1.7Gbps、Wi-Fi接続時:最大1.2Gbpsとなっていますが、あくまで理論上の数値のためこのような通信速度がでることはあり得ません。

とは言え、一般的に動画視聴する上では20Mbpsあれば十分ですし、通信速度が速いと言っている人が圧倒的に多いのは事実です。

みんなのネット回線速度(みんそく)での平均速度情報を見てみると―——

時間帯 Ping値 下り平均通信速度 上り平均通信速度
48.86ms 256.06Mbps 22.09Mbps
52.58ms 288.07Mbps 22.97Mbps
夕方 50.92ms 243.3Mbps 19.86Mbps
51.79ms 202.17Mbps 18.52Mbps
深夜 49.72ms 229.93Mbps 22.6Mbps

全国のhome5Gを利用しているユーザーから投稿されているレポートを、直近3ヵ月間の平均値を表しています。どの時間帯も200Mbpsを超えているため、かなり安定した速度で通信出来ていると言えます。

本体代金がかかるが実質0円で契約できる

home5Gの本体価格は39,600円(税込)です。一括で購入するほか分割での支払いも可能で、36回払いの場合1,100円/月の支払になります。
36ヵ月間1,100円/月の月々サポートによる割引が適用されるので、本体価格は実質0円になるように相殺されます。

注意ポイント

36ヵ月間以内に解約した場合、月々サポートは解約した月の前月で停止され、分割代金の残債は支払う義務があります。12ヵ月で解約した場合は、残り24ヵ月×1,100円=26,400円は支払わないといけないため、短期解約は注意。

ドッくん ため息
ドッくん
契約期間の縛りはないけど実質3年縛りということになるね。

新商品HR02はどうなの?待ったほうがいい?

HR02

ドコモにて新商品HR02が2023年3月7日より発売開始されました。HR01とスペックを比較してみます。

HR02 HR01
製品イメージ HR02 HR01
メーカー シャープ シャープ
端末価格 71,280円
※月々サポートで実質0円
39,600円
※月々サポートで実質0円
月々サポート 36ヵ月間-1,980円 36ヵ月間-1,100円
サイズ 高さ約170×幅約95×奥行約95mm 高さ約170×幅約95×奥行約95mm
重量 約847g 約720g
通信速度 【5G】
受信時最大4.2Gbps
送信時最大218Mbps
【4G】
下り最大1.7Gbps
上り最大131.3Mbps
【5G】
受信時最大4.2Gbps
送信時最大218Mbps
【4G】
下り最大1.7Gbps
上り最大131.3Mbps
同時接続台数 66台
(Wi-Fi:64台/有線LAN:2台)
65台
(Wi-Fi:64台/有線LAN:1台)
主な特長 ■ 最適なアンテナ選択による5G高速通信
■ Wi-Fi EasyMeshに対応
■ QRコードかんたん接続
■ ビームフォーミング対応
■ QRコードかんたん接続
■ ビームフォーミング対応

見た目はほぼ変わらず、スペックにも大きな違いはありません。よって、「品切れになるまではHR01でいいんじゃね?安いし。」というのが結論です。

home5G|HR01とHR02の違い
あわせて読みたいドコモホームルーター「home5G HR02」はHR01とどう違う?どっちを買うべき?

続きを見る

HR02の端末価格はどうなる?

2023年3月1日追記:HR02においても、月々サポート適用で実質0円になります。

本体価格:71,280円(36回分割/1,980円-月々サポート/₋1,980円)

あくまで予想ですが、新商品のHR02においても実質0円になるのではないかと思います。ホームルーター市場ではソフトバンクのSoftBank AirやWiMAXなどが競合他社として人気ですが、端末価格に足が出てしまうキャリアはありません。

つまり、本体価格を実質0円にしないと勝負にならない代わりに3年間の縛りを設けることができるため、HR01同様実質0円になる可能性が高いと考えられます。

点灯ランプが3つから5つに変更

HR02点灯ランプ

HR02

HR01点灯ランプ

HR01

端末についている点灯ランプのデザインが少し変わっています。

HR01では「5G/4G」「マーク」「STATUS」の3つのランプが、HR02では「STATUS」がなくなり、「SIM」「Wi-Fi」「UPDATE」の3つが加わりました。
現時点ではそれぞれのランプの違いは不明ですが、「STATUS」が分散されたことにより、ランプの点灯位置によって意味が分かりやすくなったものと考えます。

home5Gの口コミ・評判からわかるメリット・デメリット

home5Gの通信速度は賛否両論あり、モバイル回線のためやはり利用する場所や住居環境によっても左右します。良い口コミと悪い口コミで参考にしてもらえればと思います。

home5Gの良い口コミ・評判(メリット)

  • 通信速度が速い
  • 格安プランや格安スマホより安定して速い
  • ソフトバンクエアーより2倍以上速く安定している

良い口コミからわかるのは、他社回線(光回線以外)と比較して通信速度が速いという点です。さすがドコモ回線と言ったところですが、エリアや環境によっては悪い口コミがあるのも事実です。

home5Gの悪い口コミ・評判(デメリット)

  • 光回線より遅く特にアップロードが遅い
  • 5Gでも遅いときがある
  • エリアによっては窓際に置いても遅いときがある

「安定性を求めるなら光回線」なのは間違いなさそうです。利用者が多い昼間や夜間に通信速度が極端に遅くなる場合があります。home5Gと光回線は、手軽さを取るか安定性を取るかという勝負になります。

home5Gとドコモ光はこんな人がおすすめ

home5Gがおすすめな人

  • 転勤や引っ越しが多いひと
  • 光回線が引けない家に住んでいるひと
  • 動画など重たいデータをアップロードしないひと
  • 1~2名で使う予定のひと

ドコモ光がおすすめな人

  • 3名以上の複数人で利用するひと
  • 光エリア内でマンションに住んでいるひと
  • オンラインゲームなど大容量通信を利用するひと
  • テレビアンテナがないひと
  • dカード GOLDを契約しているひと

転勤など引っ越しが多いひとはhome5G

home5Gは工事の必要がなく、コンセントに挿すだけで利用できます。引っ越しが多い人にとっては、光回線のようにいちいち移転先で工事の必要がなく、ドコモに設置住所を変更するだけで引っ越し先で利用できます。

一方ドコモ光の場合は、引っ越しする度に移転の手続きや工事の手配など手間がかかるうえに移転費用が発生するため、引っ越しが多い人はドコモ光はおすすめできません。

戸建て マンション
エリア内の引越し
(NTT東日本内・NTT西日本内)
9,900円 8,250円
エリア外の引越し
(NTT東日本⇔NTT西日本)
19,800円 16,500円
派遣工事なし 2,200円 2,200円
移転手数料 +2,200円 +2,200円

フレッツ光回線が引けない家に住んでいるひとはhome5G

home5Gはドコモの携帯が利用できるエリアなら問題なく利用できます。しかし、ドコモ光はフレッツ光提供エリアと同様のため、住んでいるエリアやマンションの管理会社によって導入できない場合があります。

フレッツ回線が引けない人は、NURO光やauひかりなどの独自回線を使用している光回線も検討の余地はありますが、手軽にWI-Fiを引きたい人はhome5Gをおすすめします。

動画など重たいデータをアップロードしないひとはhome5G

アップロード=上り通信速度で、YouTubeで動画配信をしている人や、動画や写真をSNSに投稿する人などは注意が必要です。速度の詳細を見てみましょう。

home5G ドコモ光
上り平均速度※1 20.23Mbps 230.79Mbps

※1 【参考データ】みんなのネット回線速度:2022年12月時点

以上のように、home5Gとドコモ光の上り速度に大きな乖離がありますが、基本的にYouTubeやSNSは「見る専門」の人はダウンロード(下り通信速度)が重要なため、あまり気にする必要はありません。

1~2名で使う予定のひと(3名以上は要注意)はhome5G

home5Gはモバイル回線を利用してWi-Fiを飛ばしており、基地局から離れれば離れるほど電波が弱くなります。

電波の特性

出典:ドコモ公式HP「電波の特性」より

home5Gの公式ページでは、同時接続台数が65台(Wi-Fi:64台/有線LAN:1台)までと記載があるものの、利用環境によっては利用者が増えれば増えるほど不安定になります。例えば、2~3名が同時に高画質な動画を視聴すると、遅くなる(止まる)可能性が高くなります。
1名で利用するに越したことはありませんが、快適に利用できるのはせいぜい2名まででしょう。

その点、ドコモ光は光ファイバーを電柱から直接部屋まで引っ張っているため、言い換えれば基地局が隣にあるようなものです。

光回線 工事の仕組み

よって、3~5名程度の複数人での利用であれば、確実に安定した速度で利用できるので安心できます。

光エリア内でマンションに住んでいるひとはドコモ光

home5G ドコモ光
月額料金 4,950円 戸建て:5,720円
マンション:4,400円

home5Gとドコモ光をマンションで利用する場合、実はドコモ光のほうが安く利用できます。ドコモユーザーならセット割で最大1,100円の割引を受けられますが、これはともに同じです。

ドコモ光が利用できるマンションで少しでも安く利用したいなら、ドコモ光をおすすめします。

マンションがVDSLならhome5G

【VDSL方式とは?】

VDSL方式の受信時最大通信速度は100Mbps(実際には40Mbps~70Mbps程度)となり、マンションなどの集合住宅に住んでいる場合、電話回線を各部屋に分配しているため、光回線より速度が低下してしまいます。
この場合はhome5Gのほうが通信速度が速い可能性があるので、まずは自宅のエリアを調べることからおすすめします。

オンラインゲームなど大容量通信を利用するひとはドコモ光

オンラインゲームとひとえに言っても、スマホやPC、Nintendo Swichなど様々なデバイスがあり、ゲームの種類も様々です。オンラインゲームで必要な平均的な数値は以下を参考にしてください。

最低通信速度 快適通信速度
下り通信速度 20Mbps 30Mbps
Ping値 50ms 15ms

下り通信速度では、20~30Mbpsがオンラインゲームを利用するにあたり必要な速度です。意外と「こんなもんか。」と思える数値ですが、ここで重要なのがPing値(応答速度)です。

Ping値とは?

ping値(ピング値)は、相手先にデータを送信してから返るまでの往復時間を表した数値です。数値が低ければ低いほど速いということになります。オンラインゲームに限らずインターネットを利用する場合、反応の速さによって表示速度はまったく違います。
オンラインゲームの場合、Ping値が高いとその分タイムラグが起こってしまうため、こちらのプレイが即座にゲームに反映しないことが起こり、カクカク動いたりとゲームを楽しめない要因になります。

ではここで両者の下り通信速度とPing値を思い出してみましょう。

home5G ドコモ光
平均通信速度※1 下り平均:217.95Mbps 下り平均:270.75Mbps
平均Ping値※1 51.15ms 19.46ms

※1 【参考データ】みんなのネット回線速度:2022年12月時点

home5Gの下り通信速度は心配する必要はなさそうですが、Ping値に関しては懸念してしまう数値です。オンラインゲームをする人はドコモ光を選びましょう。

テレビアンテナがないひとはドコモ光

これは戸建ての人に限りますが、普段当たり前のようにテレビが観れるのは「アンテナ」「ケーブルテレビ」「光回線」によって観ることができています。テレビアンテナがない人は「ケーブルテレビ」か「光回線」で観ることができています。

しかし後者の場合、home5Gはテレビの契約ができないため、光回線からhome5Gに乗り換えてしまうと地デジが観られなくなってしまいます。

home5Gでテレビを観る方法

大きく2つ方法があります。

  • テレビアンテナを設置する
    テレビアンテナを設置すれば光回線がなくてもテレビが視聴可能となります。アンテナ設置の相場は3万~6万と幅広く、地デジのみか衛星放送などによって様々です。
  • ケーブルテレビを契約する
    ケーブルテレビは基本的にネット契約が必要になりますが、J:comなどのサービスはプランによってテレビのみ契約することができます。
メリット デメリット
アンテナ ・ランニングコストがかからない ・設置費用が高い
・天候によって品質が悪くなる
・アンテナが倒れる/故障すると費用がかかる
ケーブルテレビ ・導入費用が安い ・ランニングコストがかかる
・回線によって品質が悪くなる

上記のほかに。ワンセグ/フルセグでテレビを観る方法もありますが、最近はスマホに搭載しておりません。どうしてもワンセグ/フルセグで観たい場合はワンセグチューナーを利用する方法もあります。

しかし、最近ではYouTubeやVODなど動画コンテンツ需要が高くなってきていることもあり、テレビ離れをする人が多いのも事実です。テレビ契約は必要ないという人は、home5Gの導入も選択肢の一つです。

dカード GOLDを契約しているひとはドコモ光

これは通信速度や手軽さなど一切考えず、ランニングコストを重視している人向けです。

dカード GOLDを契約している場合、ドコモの利用料金に対して10%※1のポイント還元を受けられます。dカード GOLD契約者がドコモ光を契約していればドコモ光利用料金においても10%のポイント還元になり、「ドコモ光×dカード GOLD」のセットは人気の鉄板コースです。
※1 毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」ご利用料金1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%ポイント還元/ahamoをご契約の方は、「ドコモ光」ご利用料金のみ10%ポイント還元

ポイント付与数
ドコモ利用料金:7,500円 dポイント:700pt/月
ドコモ光料金:5,720円 dポイント:500pt/月
合計 1,200pt/月

一方home5Gは、あくまでスマホ同様の回線契約扱いとなるため、dカード GOLDの10%ポイント還元の対象外となります。例えばdポイントを含めた実質負担金を計算してみると…

home5G ドコモ光
月額料金 4,950円 5,720円
dポイント還元 0pt 500pt
実質負担金 4,950円 5,220円

home5Gとドコモ光の料金差がたったの270円に縮まるため、dカード GOLDを契約している人はドコモ光をおすすめします。

 

home5Gの開封から接続まで

home5Gを購入したので開封していきましょう。

同梱品のご紹介

home5G同梱品

home5Gの中身はこんな感じです。

home5Gの同梱品

  • home5G本体
  • SIMカード
  • 説明書
  • ACアダプタ
  • LANケーブル

中身はいたってシンプルで、必要最低限のものしか入っていません。基本的に本体・SIMカード・ACアダプタの3点で利用可能ですが、LANケーブルは通信を安定させたいときに使用できます。

今回は無線LANで使用します。

SIMの入れ方~電源立ち上げ

home5Gに入れるSIMカードの向き

SIMカードを入れる方向は上の画像のとおり、SIMの角が欠けている部分が右上に来るようにします。SIMのトレイはありませんので、そのまま入れれば問題ありません。

次にACアダプタを装着します。

home5GにACアダプタを装着

解説する必要もありませんが、丸形がACアダプタ、その上がLANケーブルの差し込み口です。ではACアダプタをコンセントに入れてみましょう。

home5G

画像のように3つのランプが点灯し始めます。

SSIDとパスワード底面

home5GのSSIDとパスワード

home5GのSSIDとパスワードは底面に記載されています。画像のようにSSIDには「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。どちらを利用すれば良いかと言うと基本的に5GHzで問題ありません。

それぞれの特長は以下のとおりです。

2.4GHzと5GHzの特長

2.4GHz:離れた場所でも電波が届きやすいが、テレビや電子レンジなどの家電も同じ電波を使用しているため電波干渉(電波がぶつかり合い影響を及ぼすこと)が起こりやすい。

5GHz:電波が届く範囲はせまいが、電波自体が強いため電波干渉が起こりにくい。通信速度が速く安定している。

以上のことから5GHzから接続してみて、万が一つながらない場合は2.4GHzに変えてみましょう。

【実体験レビュー】home5Gで同時接続してみた

home5Gを実際に使ってみた実体験レビューです。利用場所や接続台数など利用者によって様々ですが、参考にしてもらえればと思います。
検証条件・環境は以下のとおりです。

条件・環境 詳細
検証場所 大阪府大阪市
同時接続台数 3台
(PC1台・スマホ2台)
検証内容 YouTube同時接続(高画質1080pで視聴)
ネット接続(当サイト)
検証時間 朝7:30前後
夜21:30前後
home5Gの設置場所 窓から3m程離れた場所

YouTube動画は3台までが限界

時間は夜9時半ごろ(BOSEのスピーカーの時計は狂ってます)にテスト開始。夜9時台はいわゆるゴールデンタイム(ユーザーが多い時間帯)と言われており、通信速度が遅くなる傾向があります。

YouTubeの画質を高画質の1080pに設定し、スマホ2台とPC1台で接続開始しました。

home5Gデバイス3台でYouTubeテスト3台とも同時接続し、2023年6月で解散する大好きなBISHのライブ映像は問題なく観ることができました。このときの下り通信速度は38Mbps出ており調子が良い状況でした。

なお、YouTubeなど動画視聴に必要な通信速度は一般的に20Mbps程度と言われているため、このくらいの通信速度があれば快適に観ることができると思います。しかし、4台目からやはり映像がすぐ止まってしまったため、3台までが限界と判断します。

WEBサイト接続はさくさく使える

今度は朝7時台(相変わらずBOSEのスピーカーは時計が狂っている)にインターネット接続をテストしました。結論、どのデバイスも滞りなくWEBサイトへの接続ができたものの、4台目を接続した状態ではやはり速度は遅くなりましたがつながらないほどではありませんでした。

home5Gデバイス3台でインターネット接続テスト

WEBサイトは開くページによって重さが様々ですが、動画と比較して軽いため基本的には問題なく利用できると思います。

3日間制限はあるの?

スマホやポケットWi-Fiによくあるのが3日間制限で、3日間で大容量(一般的に3日間で10GB~15GB)通信した場合に制限を設けているキャリアがあります。ドコモ公式HPにも以下の記載があります。

home5G通信制限について

ドコモ公式HPより

具体的にどのくらい通信すればよいのかまでは記載はないものの、3日間制限はあるようです。しかし、筆者が試したテストに関して言うと、主にYouTube動画を上記デバイス3台で3日間試してみましたが、特に通信速度に遅延は感じられませんでした。

結論1~2人暮らしなら問題なく使える

1~2人暮らしであれば、利用する端末は2台~3台くらいまででしょう。ひとり暮らしであればなお安定感は増しますが、二人程度なら問題なく利用できそうです。

利用する周波数は5GHzを選ぶのをおすすめしますが、1LDK程度の広すぎない家におすすめです。戸建てはもちろん、マンションでも3LDKくらいの広さがあると5GHzでは電波が届きにくい可能性があり、広い範囲でつながる2.4GHZでは電波強度が少々心許ないかと思います。

このように、必ずしも全員におすすめできるわけではなく、少人数で広すぎない家に住んでいる人なら断然おすすめできます。

home5Gを解約したら端末は再利用できる?

結論、再利用できます。
「home5Gを購入したけど光回線にした」「転勤期間が終了して利用しなくなった」など使い道がなくなった際に誰かに譲渡することも可能です。

ということは、端末を購入せずにhome5Gの契約ができることになります。ホームルーターの代表格であるSoftBank Airの場合では、解約したら再利用は不可となるため、そういう点ではhome5Gの方が利点があります。

home5Gを再利用できるメリット

home5Gを解約したあとに再度契約したい場合に、本体を買う必要がないという大きなメリットがあります。つまり、home5Gには元々契約の縛りがないため、手軽に契約でき手軽に解約することもできます。

本当に短期間だけ使用したい際に、使わなくなった人から譲り受けられるというメリットがあります。

home5Gを再利用するデメリット

デメリットで言えば、正規で契約する際に付けられる「ケータイ補償サービス」を含む「home5Gパック」の加入ができないという点です。万が一「本体が落下し壊れた」「水がかかって壊れた」など端末が故障した場合、修理代金が高額になってしまうことは忘れないでおきましょう。

home5G契約前に知っておきたい電波の仕組み

ホームルーターはモバイル回線のため、光回線ほどの安定性が懸念されます。建物の外壁や基地局との距離、天候によって、通信速度が一定に保つことはできません。

ここからはhome5Gを利用する前に「知っておきたい電波の仕組み」について解説していきます。

モバイル回線とは?

モバイル回線とは、スマートフォンと同様、基地局からの電波をキャッチして通信が行える仕組みを指します。基地局からの電波はあらゆる障害物を乗り越えて、スマートフォンに届きます。基地局からの電波は遠ければ遠いほど、障害物が多ければ多いほど微弱な電波になります。

電波は建物の外壁に影響する

電波の特性上、紙・木・ガラスは貫通するものの金属は跳ね返してしまいます。建物の外壁が鉄筋コンクリートであれば、中まで入り込める電波は弱まってしまいます。

ガラスは電波を貫通してくれますが、例えば窓ガラスに遮光カーテンや網ガラスなどを施している場合、電波の妨げになってしまいます(スマホが問題なく利用できているなら気にする必要なし)。

また電波は障害物(ビルなどの建物)にぶつかると、障害物の裏側に回り込む性質があります。障害物にぶつかった電波は分散→回り込むため弱くなってしまいます。

ドッくん キラリ
ドッくん
home5Gは窓際に設置する方が電波強度が高まるよ。速度が遅くても、場所を変えてみると改善する場合が多いんだ。

電波は基本的に下向きに出ている

基地局の電波は基本的に下方向に出ているため、高層マンションに住んでいる人は電波が届きにくい場合があります。また高層階は電波を遮断するものがないため、電波干渉が起こりやすく品質が落ちる場合もあります。

じゃあ基地局より低い家(一戸建てなど)に住んでいたら問題はないのかと言うと、100パーセント大丈夫とは言い切れません。例えば2階はつながりやすいけど1階はつながりにくいということもあります。理由は隣接している住居が障害物となり電波が回り込んでしまい、1階への電波の質が悪くなることが原因です。

光回線が安定している理由は?

光回線は基地局から電波を受信するのではなく、光ファイバーというインターネット回線を電柱から部屋の中まで引きこみ、直接ONU(回線終端装置)⇒Wi-Fiルーターに繋げるため、安定したインターネット環境を作ることができます。

ドコモ光工事

しかし、いくら光回線であっても、混み合う時間帯や利用者数によって不安定になることもありますが、モバイル回線より安定しやすいのは間違いないでしょう。

インターネットをより安定して利用したい場合、設置するWi-Fiルーターによって左右されるため、利用人数・利用環境を把握してルーターを用意しましょう。

お得にhome5Gを申し込むならどこがおすすめ?

※2023年8月13日最新情報

home5Gは申し込む窓口によってキャンペーンが異なります。これから解説する窓口は、インターネット専用窓口として同商品を取り扱っており、キャッシュバック金額も高額な代理店です。本記事では代理店3社とドコモ公式を比較していきます。

申込窓口 キャッシュバック 受取時期 3年間実質月額料金
GMOとくとくBB AMAZONギフト
18,000円分
4ヵ月後 4,450円
NNコミュニケーションズ 現金10,000円 1ヵ月後 4,672円
ITX(アイティーエックス) 現金10,000円 2ヵ月後 4,672円
ドコモオンラインショップ dポイント15,000pt
※期間・用途限定
4ヵ月後 4,672円
ドコモショップ店頭 dポイント10,000pt
※期間・用途限定
4ヵ月後 4,672円

このように、代理店経由で申し込むほうがお得になることが分かります。また申し込む窓口を選ぶポイントとして必要なことは―—

  1. キャッシュバック金額がお得か
  2. 受け取り条件はあるか
  3. 受け取り時期は早いか
  4. 申込方法は簡単か
  5. 信頼できる窓口か

以上の5つのポイントで比較した申込窓口の特長を、以下にて解説していきます。

総合第1位:GMOとくとくBB

home5G|GMOとくとくBB

評価 理由
お得感 home5Gを取り扱う窓口の中ではトップの高額キャッシュバックなので、AMAZONを利用している人なら迷わずGMOとくとくBBがおすすめ
受取条件 申込時に登録したアドレス宛にメールが届くだけ
受取時期 4ヵ月後と少し遅め
申込方法 申込書の記入が少し面倒くさい
信頼性 ドコモ光で人気のプロバイダで26年もインターネット業界でサービスを提供し続けているため信頼性は抜群

GMOとくとくBBでは、AMAZONギフト券が18,000円分もらえるため、ご紹介する窓口の中ではキャッシュバック金額が一番高い代理店です。AMAZONをよく利用する人なら大きなメリットとなります。

またGMOとくとくBBは、ドコモ光のプロバイダやGMOとくとくBB光というコラボ光事業者を手掛けており、2年連続でお客様満足度No.1を受賞しています。26年もサービスを提供し続けているインターネットグループのため、安心できる代理店です。

振り込み時期が開通月の4ヵ月後のため少々遅い点はありますが、AMAZONをよく利用する安心して申込みたいという人にはおすすめです。

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とくとくBB光の評判・口コミ
あわせて読みたいGMOとくとくBB光の評判はどう?他社比較して分かったメリット・デメリットを徹底解説!

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総合第2位:NNコミュニケーションズ

NNコミュニケーションズ|home5G

評価 理由
お得感 現金として受け取りたいならNNコミュニケーションズ
受取条件 申込時に電話で指定の振込口座を伝えるだけ
受取時期 最短1ヵ月で一番早い
申込方法 申込書の記入が少し面倒くさい
信頼性 auひかり公式代理店としてKDDIから14期連続で表彰

NNコミュニケーションズ経由から申し込むと、10,000円が現金で振り込まれます。しかも申込窓口としては一番早い最短1ヵ月で進呈されるため、現金で早くキャッシュバックがほしいという人におすすめです。

またNNコミュニケーションズは、auひかりの公式代理店としても有名で、顧客満足度・受注品質においてKDDIから14期連続で表彰されている代理店です。home5Gの取り扱いは2022年8月からで開始して間もない会社ですが、信頼度としてはまったく問題ないでしょう。

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総合第3位:公式ドコモオンラインショップ

ドコモオンラインショップ公式

評価 理由
お得感 dポイント15,000ptもらえるが、期間・用途限定ポイントのため有効期限は6ヵ月間と短い
受取条件 受取条件なし
受取時期 4ヵ月後と少し遅め
申込方法 書類の記入は必要なし!すべてWEB上で完結
オンラインが苦手な人にはデメリットかも
信頼性 ドコモ公式の信頼性

ドコモオンラインショップでは、15,000円分がdポイントとして付与されます。dポイントは期間・用途限定ポイントのため、有効期限は進呈月を含む6ヵ月間と短め。

しかし、ドコモオンラインショップの魅力は手続きがすべてWEB上で完結できるという点です。WEB上で完結できるメリットは、申込書が届くまでの期間や記入がいらないため、home5G本体が届くスピードが一番早いというところです。

逆にデメリットはWEBでの受付が苦手な人は、上記代理店からの申し込みか、ドコモショップ店頭での申し込みをおすすめします。

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筆者はランキング外のITXで申し込んでいたという…

筆者はITXで申し込みました。理由はhome5Gのサービス開始時期にITXしかなかったから(GMOもあったかもしれないが覚えていない)。参考として手順を解説していきます。

ITX(アイティーエックス)の申込手順

ここからはITXでの申し込み手順を解説していきますが、GMOとくとくBB経由やNNコミュニケーションズ経由も差ほど手順は変わりません。

step
1
WEB申し込みフォームに入る

▶ home5G販売代理店公式ページ

ITX-home5g

右上の青い「Web申し込み」ボタンを押します。上の図はPCサイトで載せています。

▼ ちなみにスマホはこんな感じ ▼

ITX-home5g02

PCサイトもスマホサイトも差ほど変わりません。

step
2
【3分で完了】必要事項を入力

ITX-home5g04

ITX-home5g03

入力内容は簡単で、名前・メールアドレス・連絡先番号・設置場所住所を聞かれるくらいです。しばらくすると連絡先番号に電話がかかってきます。

step
3
必要事項を記入する

WEB申し込み・電話の数日後にレターパックに入った数枚の申込用紙が届きます。

ITX申し込み方法

ITX申し込み方法02

「発送前の最終確認シート」「ドコモからのご案内(重要説明事項)」「home5G申込書」「概算料金シート」「返送用封筒」などが封入されています。

ITX申し込み方法03

概算料金シート

ITX申し込み方法04

必要書類チェック兼支払方法申込書

「概算料金シート」に記載の料金を確認していきます。「必要書類チェック兼支払方法申込書」では、本人確認書類の種類や、毎月の支払方法など必要な項目にチェックを入れていきます。

home5Gの申し込みは新規契約になるため、運転免許証などのコピーや支払方法を決める必要があります。クレジットカード支払いにすれば追加の書類は必要ないのでおすすめです。口座振替の場合、すでにドコモを利用しており、支払いの代表者と同一名義であれば必要ありません。

step
4
書類の発送

必要書類をすべて返送用封筒に入れ発送します。とくに不備がなければ2週間程度で届きます。

まとめ

今回は、ドコモのホームルーターhome5Gか、ドコモ光のどちらを選ぶべきか解説しました。メリット・デメリットは人それぞれの環境下で分かれると思いますが、手軽にWi-Fiを導入したい人におすすめです。

本記事でも解説した内容を以下にまとめました。

home5Gにすべき人

  • 転勤など1~2年で引っ越すことがあるひと
  • 一人暮らし、あるいは二人暮らしのひと
  • スマホはネット検索、SNS、YouTubeが中心なひと
  • 工事なしで手軽にWi-Fiを引きたいひと

ドコモ光にすべき人

  • 家族3人以上でのWi-Fiを利用するひと
  • オンラインゲームなどの大容量通信をするひと
  • すぐに引っ越す予定がないひと
  • dカード GOLDを契約しているひと

正直、現在ドコモ光などの光回線を引いているならhome5Gにするメリットはありません。入学や転勤など一人暮らしをする場合や、現在光回線を引いていない人におすすめできます。

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ドックん&モコちゃんがドコモサービスについて解説中! 中の人は現役ドコモショップスタッフが執筆。長年培ったプロの視点でドコモサービスを解説・評価・他社比較をするサイト。 別サイト「ちょっとWiFi」にてドコモ記事の監修者も手掛ける。

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