先日、LINEMOの評判は気にせず、比較を目的にドコモ回線(サブ)をLINEMOに乗り換えてみました。ちなみに筆者はメイン回線をahamoにしていますが、記事執筆時点でなんとLINEMOの方が通信が安定しています。
本記事ではLINEMOの実体験レビューをメインに、申し込み手順やキャンペーンの内容、おすすめな人・おすすめしない人まで解説します。
-
-
あわせて読みたいLINEMOベストプランとahamoどっちがおすすめ?料金やキャンペーンを解説!
続きを見る
-
-
あわせて読みたいLINEMOにおすすめ光回線5選|月額料金・通信速度を比較して解説
続きを見る
LINEMOのキャンペーン最新情報
まず冒頭にLINEMOのキャンペーンから触れていきます。現在LINEMOで行われているキャンペーンは以下の通りです。
LINEMOのキャンペーン
◆ベストプランPayPayポイントプレゼント
期間:2024年7月30日~終了日未定
特典:新規契約・他社乗り換えで5,940円相当プレゼント
進呈時期:7ヵ月後の上旬
◆ベストプランV PayPayポイントプレゼント
期間:2024年7月30日~終了日未定
特典:他社乗り換えで15,000円相当プレゼント(新規契約は6,000円相当)
進呈時期:7ヵ月後の上旬
ベストプランのキャンペーン
概要 | |
キャンペーン内容 | 5,940円相当PayPayポイントプレゼント |
キャンペーン期間 | 2024年7月30日~終了日未定 |
対象者 | 新規契約・他社からの乗り換え(MNP) |
適用条件 | 新規契約もしくは他社からの乗り換えでベストプランを申し込むこと |
ポイント進呈時期 | 7ヵ月後上旬 |
PayPayポイント5,940ポイントもらえるということは、ベストプラン3GB以内なら半年間は実質無料で利用できるということ。
事務手数料も解約金(契約した当月中でなければ)もかからないため、かなり節約できると考えてもいいでしょう。
ベストプランVのキャンペーン
概要 | |
キャンペーン内容 | 他社から乗り換えで15,000円相当PayPayポイントプレゼント ※新規契約は6,000円相当 |
キャンペーン期間 | 2024年7月30日~終了日未定 |
対象者 | 他社からの乗り換え(MNP) 新規契約 |
適用条件 | 新規契約もしくは他社からの乗り換えでベストプランを申し込むこと |
ポイント進呈時期 | 7ヵ月後上旬 |
ベストプランVでは、他社からの乗り換えを対象に15,000円相当のPayPayポイントがもらえます(新規契約は6,000円相当)。
毎月20GBまでに抑えた場合は、約5か月間は実質無料で利用できたことになります。
LINEMOの特長を詳しく
LINEMOはソフトバンクから導入されたオンライン専用プランで、ドコモが発表した「ahamo」に次いで、2021年3月17日よりスタートしました。よってLINEMOもahamo同様、実店舗での手続きはできず、基本的にすべてオンラインで手続きするプランです。
LINEMOの選べる2つのプラン
LINEMOでは「ベストプラン」と「ベストプランV」の2種類から選択できます。詳細は以下の通りです。
ベストプラン | ベストプランV | |
月額料金 | 3GBまで:990円 10GBまで:2,090円 |
20GBまで:2,970円 30GBまで:3,960円 |
通話オプション | 5分かけ放題: かけ放題: |
5分かけ放題:無料 かけ放題: |
データ超過後の通信速度 | 10GB超~15GB:300Kbps 15GB超:128Kbps |
30GB超~45GB:1Mbps 45GB超:128Kbps |
契約事務手数料 | 0円 | 0円 |
解約違約金 | 990円※契約した当月中に解約した場合 |
LINEMOのプランは、最大10GBまで利用できる「ベストプラン」と、最大30GBまで利用できる「ベストプランV」の2種類があります。
ただ、既述したように、申し込むプランによってキャンペーンが異なるため、メイン回線にしたいのかサブ回線にしたいのかによってプランを選択しましょう。
安定のソフトバンク回線で通信可能
正直、LINEMOより安い格安SIMはたくさんありますが、「安い=品質が悪い」ためにストレスを感じてしまいます。しかしLINEMOは月額料金が格安なうえに、高品質なソフトバンク回線を使用することができるため、「安い=高品質」ということになります。
またLINEMOでは4G/5Gともに利用することができますが、エリアによって対応周波数が異なります。高速大容量ソフトバンク5G<28GHz、3.7GHz>は限定エリアでしか提供されておりませんが、順次対応予定となります。
参考に、「関東エリア」「中部・関西エリア」「九州エリア」のエリアマップを見ていきましょう。
LINEMOの5G対応エリア
2022年9月末時点の関東エリアの5G対応エリアマップです。一番目立っているピンク色が5Gエリアですが、周波数は700MHz 1.7GHz 3.4GHzを使用するため、スマホの表示は5Gでも通信速度は4Gまたは4G LTE同等になります。
ほんの一部分にムラサキ色が見えますが、こちらが5G<28GHz>対応エリアで、高速大容量で利用できる地域です。
LINEMOの5G対応エリア<3.7GHz>
同じく関東の高速大容量ソフトバンク5G<3.7GHz>の対応エリアです。ピンク色が2022年9月末時点で、黄色が2022年冬以降に対応する予定のエリアです。
LINEMOの5G対応エリア
2022年9月末時点の中部・関西エリアの5G対応エリアマップです。一番目立っているピンク色が5Gエリアですが、周波数は700MHz 1.7GHz 3.4GHzを使用するため、スマホの表示は5Gでも通信速度は4Gまたは4G LTE同等になります。
こちらも同様に一部分ムラサキ色が見えますが、こちらが5G<28GHz>対応エリアで、高速大容量で利用できる地域です。
LINEMOの5G対応エリア<3.7GHz>
同じく中部・関西の高速大容量ソフトバンク5G<3.7GHz>の対応エリアです。ピンク色が2022年9月末時点で、黄色が2022年冬以降に対応する予定のエリアです。
LINEMOの5G対応エリア
2022年9月末時点の九州エリアの5G対応エリアマップです。一番目立っているピンク色が5Gエリアですが、周波数は700MHz 1.7GHz 3.4GHzを使用するため、スマホの表示は5Gでも通信速度は4Gまたは4G LTE同等になります。
こちらも同様に一部分ムラサキ色が見えますが、こちらが5G<28GHz>対応エリアで、高速大容量で利用できる地域です。
LINEMOの5G対応エリア<3.7GHz>
同じく中部・関西の高速大容量ソフトバンク5G<3.7GHz>の対応エリアです。ピンク色が2022年9月末時点で、黄色が2022年冬以降に対応する予定のエリアです。
出典:LINEMO対応エリア
どのエリアでも新周波数である高速大容量SoftBank 5G<28GHz、3.7GHz>のエリアは似たり寄ったりですが関東を中心に拡大していくでしょう。エリア内であればラッキー、仮に4G同様の通信速度である5G<700MHz 1.7GHz 3.4GHz>のエリアだったとしても格安SIMより通信品質は確実に優勢になります。
LINEギガフリーでデータ消費がゼロ
コミュニケーションツールとして多くの人が使用しているLINEですが、データ量を消費せず使い放題になります。消費ゼロなのはトークだけでなく、画像・動画の送受信、音声通話・ビデオ通話の使用量もカウントされません。また月間のデータ量を超過してしまい速度制限がかかってしまったとしても、LINEアプリの速度は通常速度のままとなります。
しかし、ギガフリー対象外の機能もあるため参考に一部載せておきます。
ギガフリー対象外機能
- トークでの位置情報の共有
- トークでのShoppin’トークの利用
- トークでのジフマガの利用
- トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
- Liveの利用
- ニュース記事詳細の閲覧
- OpenChatの利用
- スタンプショップの利用/着せかえショップの利用
- LINEマンガやLINEゲーム、LINE MUSIC、ポイントクラブなどの利用
- LINE Liteの利用
- 海外のアプリストアでダウンロードしたLINEの利用
- 他社サイトへの接続(URLなどをクリック)
- 他社アプリへの遷移
普段からLINEをよく使う方にとってはもちろん、リモートワークなどでビデオ通話を使ったオンライン会議をすることもある人は、ギガフリーはかなり重宝すると思います。
LINEMOのおすすめポイント6選
ここからは筆者がLINEMO実体験レビューとして、おすすめしたいポイントをいくつかご紹介します。ちなみに契約したプランはミニプラン(現在はベストプラン)で、メインをahamo回線、サブをLINEMOのeSIMでPixel 7 proにデュアルSIMにしています。
ココがおすすめ
◉ キャンペーンで基本料金が6ヵ月実質無料
◉ 混雑する時間帯でも通信速度が速い
◉ 5分通話オプションが7ヵ月目まで無料
◉ 事務手数料や解約金など手数料がかからない
◉ eSIMが即日変更できる
◉ 2022年J.D.パワー顧客満足度調査でNo.1
キャンペーンで基本料金が6ヵ月実質無料
LINEMOにした当初のきっかけは、ミニプラン基本料6ヵ月実質0円に惹かれたことが理由。
ミニプランは現在新規受付終了していますが、今のキャンペーンなら、新規契約・他社からの乗り換えどちらかで、ベストプランを契約するとPayPayポイントが7ヵ月後に5,940ポイントもらえます。
と言うことは、3GB以内なら基本料金が月々990円なので、6ヵ月相当にあたります。
キャンペーン詳細
- キャンペーン期間:終了日未定
- 対象者:新規契約、あるいは他社からの乗り換え
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの切り替えは対象外 - ベストプランVは対象外
また、PayPayアプリをダウンロードしていない人は先にアカウントを作成してログインしておきましょう。
進呈のタイミングに登録したメールアドレスにPayPayポイントギフトカードのメールが届きます。
そのギフトカード番号をPayPayにチャージすることでポイントが付与される仕組みです。
混雑する時間帯でも通信速度が速い
LINEMOはソフトバンク回線を使用していることは先述しておりますが、実体験としてその通信速度はかなり速くサクサク利用できます。実際に朝から夜まで測定した結果を見ていきましょう。
時間帯 | Ping値 | 下り速度 | 上り速度 |
8時台 | 31ms | 127Mbps | 4.64Mbps |
12時台 | 41ms | 93.0Mbps | 13.7Mbps |
16時台 | 31ms | 93.8Mbps | 3.21Mbps |
20時台 | 25ms | 141Mbps | 18.1Mbps |
測定環境条件は以下の通りです。
測定環境条件 | 詳細 |
測定場所 | 大阪府大阪市(自宅) |
測定日 | 7月(平日) |
通信エリア | 5G<700MHz 1.7GHz 3.4GHz> |
使用端末 | Pixel 8 pro |
測定アプリ | Speedtest |
基本気まぐれで測定しているので時間帯はまちまちですが、どの時間帯でも安定した高速通信が出ています。一般的に混雑すると言われるゴールデンタイム(19時~23時)でも100Mbpsを超えており、かなり優秀と言えます。
またYouTubeなどの動画視聴は20Mbps以上あれば快適に観ることができると言われていますが、上記の測定結果から鑑みて危惧する点はありません。
Ping値とは?
Ping値とは、データの送受信にかかる時間を表した数値です。Ping値は低いほど応答速度が速いということになり、目安として50ms以下ならネットや動画を快適に利用でき、30ms以下ならオンラインゲームが快適に楽しめます。
5分通話オプションが7ヵ月目まで無料
このキャンペーンでは、LINEMOを契約してから7ヵ月目まで5分以内の国内通話オプションが無料で利用できます。と言うより7ヵ月間毎月550円引きされると言った方がいいかな。
通話定額(国内通話し放題)オプションの場合、通常毎月1,650円が7ヵ月目まで毎月1,100円で利用できます。
LINEギガフリーでLINE通話のデータ消費がゼロのため、あまり使う機会はないかもしれませんが、お店の予約や会社に電話する際には無料オプションは嬉しい特典です。
ココに注意
◉ 通話オプション1年間無料特典終了後は解約手続きをしない限り毎月の定額料が発生する
◉ ナビダイヤル(0570から始まる電話番号)などは、通話料とは別に料金がかかる
◉ 通話準定額(5分/回)を超過した場合の通話料は22円/30秒
事務手数料や解約金など手数料がかからない
LINEMOでは契約の際の初回事務手数料は不要で、解約金やMNPの転出手数料も一切かからないため、いつでも手軽に契約や解約ができます。
ただ注意したいのは、このような手数料がかからないことを良いことに、他社への乗り換えを含み短期解約してしまう人もいます。短期解約をしてしまうと、「審査が厳しくなる」「審査が通らない」「ブラックリストに載る」などリスクが伴います。短期解約の定義は公表されていませんが、最低でも180日以上は契約しておいたほうが良いでしょう。
ココに注意
乗り換えたは良いものの、使用せずに眠らせる回線用に契約する人もいます。短期解約しなければ良いとは書きましたが、解約金撤廃と転売目的による昨今の他社乗り換えの目まぐるしさから、「通信の使用有無(データ通信など使用しているか)」も調査され、審査対象とされている可能性があります(あくまで噂ね)。
eSIMが即日変更できる
筆者はとある理由ではじめは物理SIMで契約しました。というのもスマホにeSIMの空きがなかっただけですが、後日Pixel 7 proを購入したためそちらにeSIMとして迎え入れることにしました。
eSIMなら即日で変更でき、設定も10分くらいであとは回線の開通処理で15分ほど放置しておくだけ。手順に沿ってやっていけば簡単に終わります。
3年連続顧客満足度調査でNo.1
LINEMOは、株式会社J.D. パワー ジャパンが実施した「J.D. パワー 2022年携帯電話サービス顧客満足度調査」において総合1位を受賞しており、これは昨年に引き続き2年連続で1位の受賞となりました。評価項目は、「通信品質」「各種費用」「サービスメニュー」「手続き・サポート対応」の4項目で最高評価を受けています。
J.D. パワー 携帯電話サービス顧客満足度調査とは?
スマートフォンを利用している人(18~74歳)を対象に、携帯電話サービスの利用状況や各種経験、満足度を聴取し明らかにする調査。バリューキャリア部門では3,900人、オンライン専用ブランド/プラン部門では2,300人が回答。
LINEMOはどんな人と相性が良い?
おすすめポイントを解説してきましたが、それも踏まえてLINEMOと相性が良い人はこんな人です。
LINEMOがおすすめな人
- オンライン手続きが苦手ではない
- 2台目のサブ回線を探している
- 普段からPayPayで買い物をしている
- LINE通話やビデオ通話を使うことが多い
オンライン手続きが苦手ではない
LINEMOはオンライン専用プランのためショップでの手続きができず、裏を返せばすべての手続きはWEBから行うことになります。しかし、WEBでの手続きは得意とまではいかなくても苦手ではない人なら問題ありません。
LINEMOで分からないことがあればチャットでサポートしてくれます。
チャットサポートの受付時間は9:00-20:00までとなり、受付時間外はペッパーくんがあらわれます。
このように、サポート体制は基本的にチャットサポートのみとなり、電話サポートは「契約時の申し込み完了メールが届かないとき」と、「盗難・紛失時の回線停止」の自動ガイダンスのみとなります。
2台目のサブ回線を探している
本記事のテーマである2台目のサブ回線としておすすめします。その理由は、「格安SIM同等の価格で通信品質が高い」から。じゃあLINEMOの1台持ちじゃダメなの?と疑問が浮かびますが、サブ回線を持つメリットとして以下のことが挙げられます。
サブ回線を持つメリット
- 仕事用とプライベート用で使い分けられる
- データ容量が増える
- スマホ2台持ちなら万が一の時でも安心
- 子ども用にちょうど良い
- メインとサブを違う携帯会社にすれば通信エリアが広がる
スマホ1台で物理SIMとeSIMを使い分けるか、スマホ2台持ちにするかによって使い道が異なりますが、基本的にメリットが多くあります。通信エリアもahamoは4GなのにLINEMOは5Gエリアになっているなんてこともあります。
またLINE通話やビデオ通話を多く使う機会があれば、LINEMOに切り替えて利用することで高品質、かつ通信制限を心配する必要もありません。
普段からPayPayで買い物をしている
PayPay利用者数は、2022年8月時点で5,000万人を突破し、バーコード決済サービスでPayPayを聞いたことがない人は少ないはず。「利用者数が多い=加盟店数が多い」ということで、全国で366万カ所を超えています。
現在LINEMOではPayPayポイントがもらえるキャンペーンが行われており、普段からPayPayで買い物をしている人はもちろんのこと、他の決済を利用している方や、バーコード決済自体を利用していない人にとってもおすすめです。
格安プランは月額料金の安さからキャンペーンが少ないことがありますが、LINEMOならPayPayポイントを高額でもらえます。
LINE通話やビデオ通話を使うことが多い
実は文字だけのLINEトークではほとんど通信量を消費しません。文字だけなら1回あたり2KBほどなので1GBなら50万回送ることができます。しかし、LINE通話やビデオ通話の通信量はどのくらい消費してしまうのか。データ通信量の目安を見てみましょう。
各通話の通信量の目安
LINE音声通話 | LINEビデオ通話 | |
1分 | 0.3MB | 5.1MB |
10分 | 3MB | 51MB |
30分 | 9MB | 153MB |
1時間 | 18MB | 307MB |
参考:LINE MOBILE「LINE通話の通信量・ギガ数は?通信料を節約して電話する方法を大公開!」より
1GBならどれくらい話せる?
1GB=1000MBで計算
音声通話:約55時間と長時間話せる
ビデオ通話:3時間と少しくらいしか話せない
ビデオ通話を多用する人にとっては、20GBほどあれば余裕だと思いますが、3GB前後の容量ならかなり心許ないと思います。これがLINEMOであればLINEギガフリーになるため、すべて打ち消してくれます。
LINEMOはどんな人と相性が悪い?
またLINEMOは、こんな人にはおすすめできません。
LINEMOをおすすめできない人
- 携帯の困りごとはショップで相談したい
- 毎月データ量30GB以上使用する
- キャリアメールを頻繁に利用している
- スマホを1台しか持っていない
携帯の困りごとはショップで相談したい
「これ故障かな?」「そろそろ機種変更したいな」「スマホの操作方法が分からない」など、困ったことがあればショップで見てもらえるのが、実店舗を多く構える大手キャリアのメリットです。チャットサポートではなく、やはりちゃんとスタッフの顔を見て相談ができるのは安心できますね。
しかし、このように感じている人にとってはLINEMOは不向きかもしれません。LINEMOはオンライン専用プランのため、今後はすべて自分で調べ、手続きをすることになります。
毎月データ量30GB以上使用する
LINEMOの料金プランは「ベストプラン(最大10GB)」と「ベストプランV(最大30GB)」の2種類しかありません。
例えば現在、毎月のデータ使用量が30GB以上使用している人にとっては、LINEMOはおすすめできません。
ahamoのように格安プランにオプション追加でデータ量が増やせるようなプランや、楽天モバイルの最強プランのような無制限で利用できるキャリアがおすすめです。
-
-
あわせて読みたい【800万回線突破】楽天モバイルの三木谷キャンペーンはいつまで?何回線まで契約できる?
続きを見る
サブ回線ならおすすめ
本記事のテーマであるように、メイン回線は大容量の契約で、サブ回線としてLINEMOにするならおすすめです。外で動画やオンラインゲームをプレイするときはメイン回線で使用し、LINE電話やビデオ通話する際はLINEMOに切り替えることで、メイン回線のデータ消費を節約できます。
キャリアメールを頻繁に利用している
キャリアメールとは、大手携帯キャリアで利用できるメールアドレスのことを指し、例えばドコモなら「@docomo.ne.jp」のドメインで、ソフトバンクなら「@softbank.ne.jp」になります。
例えばドコモ、au、ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際に、「メールアドレス持ち運び」を利用すればキャリアメールを利用することができます。しかし各社とも月額330円(年間3,960円)もかかってしまうため、やむを得ない理由がない限りGmailなどのフリーアドレスに完全移行することをおすすめします。
LINEMOのよくある質問
すでにLINEMOを契約した人からこれから契約する人まで、色々と分からないことがあると思います。ここからはよくある質問を解説していきます。
LINEMOは何歳から契約できる?
契約する人の年齢が18歳以上であることが必要です。もし未成年者がLINEMOで利用したい場合、18歳以上(親など)の人を契約者とし、自身は使用者として利用することができます。
また未成年者が利用者となる場合、保護者や親権者からの申し出がない限り、原則フィルタリングサービスのが適用されます。
LINEMOで機種変更はどうやるの?
LINEMOではスマホを販売していません。よって、LINEMO契約中の人は自分でSIMフリー端末を用意する必要があります。ソフトバンクショップでも受け付けていませんので注意しましょう。
また自分でSIMフリー端末を用意する際に注意しないといけないことは、LINEMOが対応している端末か確認しておくこと。LINEMO対応端末かどうかは、事前に動作確認端末を見ておきましょう。
物理SIMにしたけど途中でeSIMに変更できる?手数料は?
eSIMへの変更は途中でもできます。またeSIMへの変更は即日変更することができますが、受付時間が9:00~20:30までと決まっているので注意しましょう。
SIMの形状変更については以下を参考にしてください。
利用中のSIM | 変更したいSIM | 手続き方法 |
SIMカード | SIMカード | 新しい機種でご利用するSIMの形状によって異なります。 形状が同じ場合はSIM交換は不要なので挿し替えて利用できます。 形状が異なる場合は再発行が必要です。こちらのサイトからSIMの変更・再発行の手続きができます。 ※受付時間:9:00~20:30(年中無休) |
eSIM | eSIM | My MenuにてeSIM再発行の手続きをします。 ※お手続き方法はこちらをご確認下さい ※現在契約中の回線を利用しているスマホから申し込んで下さい ※LINEMO回線利用中のスマホで、Wi-FiをOFFにして利用下さい ※Wi-FiをOFFにした状態でMy Menuにログインができない場合は、 専用サイトから再発行手続きをして下さい ※ログイン時のパスワードが不明なかたはこちらを確認して下さい |
SIMカード | eSIM | こちらのサイトからSIMの変更・再発行の手続きをお願いします ※受付時間:9:00~20:30(年中無休) |
eSIM | SIMカード | こちらのサイトからSIMの変更・再発行の手続きをお願いします ※受付時間:9:00~20:30(年中無休) |
途中で名義変更できる?
名義変更はできます。しかし、名義変更には名字の変更や他人に譲渡など様々なため、以下に内容をまとめたので参考にしてください。
種類 | 概要 | 対応可否 | 変更方法 |
改姓/改名 | 姓名を変更した場合 | 可 | WEB |
譲渡 | 家族、他人に名義を変更する場合 | 可 | WEB |
承継 | 契約者が亡くなった際に、家族が契約を引き継ぐ場合 | 可 | 郵送での書面 |
請求先名義変更 | 契約者名義は変更せずに、家族を支払名義人に変更する場合 | 不可 | - |
改姓/改名および譲渡はWEB上で変更ができますが、承継は書面での受付となるためチャットサポートへの問い合わせが必要です。
端末が故障した。修理受付はどうするの?
LINEMO契約時に以下のサービスに加入していれば、端末を保証してくれます。
- 持込端末保証(Android)
- 持込端末保証 with AppleCare Services
持込端末保証とは?
利用中のAndroidスマートフォンやタブレットが思わぬトラブルに遭った場合、交換や修理などが受けられる保証サービスです。紛失ケータイ捜索やデータ復旧支援など、LINEMOのオリジナルサービスも利用できます。
項目 | 概要 |
対象機種 | Android OSを搭載したスマホ、タブレット、またはiPad |
月額料金 | 715円 |
交換または修理時の負担金 | 6,600円 |
利用方法
持込端末保証受付窓口 |
0120-542-722 受付時間:9:00~20:00 |
その他、「紛失ケータイ捜索サービス」、「データ復旧支援サービス」が利用可能です。
利用中のiPhoneが思わぬトラブルに遭った場合、修理代金の割引や交換などが受けられるSIM単体契約者向けのサービスです。Appleサポートへの優先アクセスやエクスプレス交換などの追加サービスをAppleから直接受けることができます。
2022年8月17日(水)より「持込端末保証 with AppleCare Services」の月額料が改定されているため、以下にそれぞれの月額料金を記載しています。
対象機種 | 2022年8月16日以前に申し込み | 2022年8月17日以降に申し込み |
iPhone 14 Pro Max iPhone 14 Pro iPhone 13 Pro Max iPhone 13 Pro iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone XS Max iPhone XS iPhone X |
1,250円 | 1,480円 |
iPhone 14 Plus | - | 1,350円 |
iPhone 14 iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 11 iPhone XR iPhone 8 Plus iPhone 7 Plus iPhone 8 iPhone 7 |
950円 | 1,180円 |
iPhone SE(第1/第2/第3世代) | 950円 | 950円 |
修理サービスを利用する場合の負担額
サービス内容 | 利用者負担額 |
自然故障(バッテリー交換含む)※2 | 無料 |
画面修理 | 3,700円 |
背面ガラスの修理 | 3,700円※1 |
画面修理 + 背面ガラスの修理 | 7,400円※1 |
その他の損傷に対する修理 | 12,900円 |
※1「背面ガラスの修理」および「画面修理 + 背面ガラスの修理」は iPhone 12 / iPhone 13 / iPhone 14 のモデルに限ります
※2 保持容量が本来の容量の80%未満になった場合
利用方法
サービス内容 | 利用方法 |
自然故障(バッテリー交換含む)※2 画面修理 + 背面ガラスの修理 その他の損傷に対する修理 |
Apple またはApple正規サービスプロバイダで受付 場所を検索 |
エクスプレス交換サービス | 詳しくみる |
紛失ケータイ捜索サービス | 詳しくみる |
データ復旧支援サービス | 詳しくみる |
※2 保持容量が本来の容量の80%未満になった場合
まとめ
LINEMOはオンライン専用の格安プランなので、WEB手続きが問題ない人にとってはかなりおすすめできます。その中でも、サブ回線としてかなり使いやすいプランなのではと思います(もちろんメイン回線として持つのもアリ)。
LINEMOまとめ
- ベストプランなら6ヵ月実質無料
- ギガフリーでLINEアプリのデータ消費ゼロ
- ソフトバンクエリアで混雑時でも高速通信
- 事務手数料や解約金がかからない
- すべてオンラインで手続きが必要