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ドコモ新サービス「5G SA」とは?どこよりも分かりやすく解説!

5G SAとは?ドコモラボ

ドコモは2022年8月24日(水)より、「5G SA(スタンドアローン)」方式による通信サービスを開始しました。ドコモ利用者は5G契約をしている場合に限り、オプションとして申し込むことができます。

この記事では、「5G SA」とはどういったサービスなのか、どこよりも分かりやすく解説していきます。

ラボちゃん
横文字が多いけど、なるべく嚙み砕いて解説していく。

5G SA(スタンドアローン)とは

ネットワーク

まず誰もが「は?5G SA?なにそれ?」と言うか、「なんだって?シル〇スター・スタローン?」とハリウッド俳優を思い浮かべると思いますが、ドコモオフィシャルサイトではこのように書かれています。

5G SAとは、5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と、5G基地局を組み合わせて通信をする方式です。

引用:ドコモ公式ホームページ

以上のように記載はあるものの、いまいちどういうことかよく分からない人も多いのでは?分かりやすく解説します。

SA(Stand Alone)とNSA(Non-Stand Alone)の違い

5G SAの概要

従来は4G基地局と連動し、4Gと5Gを併せて使用するNSA(ノンスタンドアローン)方式でした。NSAのシステムは、EPC(4G世代のコアネットワーク)と、5Gの基地局を組み合わせた構成になっており、高速かつ大容量通信が可能でした。

今回導入された5G SAは、5G専用の基地局と5G専用のコア装置(5GC)を使用することで、遅延を抑えた更なる高速通信を実現することができます。

ラボちゃん
ざっくり言うと、4Gの基地局やネットワークを使って高速で大容量通信ができていたが、これからは5G専用の基地局とネットワークによって超低遅延でより高速通信できるようになったぜ!ってこと。

低遅延通信が行えることで、遠隔医療や自動運転などが実現できるようになります。

5G SAの狙い

5G SAは元々法人向けに2021年12月より1端末に限定し提供されていましたが、2022年8月より一般利用者向けに導入されました。5G SA導入の狙いとして、国内の通信速度を最高速(上下ギガ超え)の提供と、今後実現される様々な機能・価値を生み出すことが可能になります。

方式特長用途
5G NSA超高速・大容量通信超高画質映像の配信
5G SA超高速・大容量通信
超低遅延
多数同時接続
超高画質映像の配信
遠隔医療
自動運転
農業ICT

詳しくは後述する「ネットワークスライシング」で解説しますが、5G SAによる新たなサービスで、今後の生活を豊かにしていくことが狙いとされています。

5G SAのサービス概要

項目概要
ロゴイメージ5G SAロゴ
サービス名称5G SA
提供開始日2022年8月24日(水)
契約種別5G、ahamo
契約名義個人契約、法人契約
月額料金550円(税込)
キャンペーン5G SA月額無料(終了時期未定)
通信速度
NSASA
受信時最大4.9Gbps4.9Gbps
送信時最大480Mbps1.1Gbps
対象プラン・5Gギガホ プレミア
・5Gギガライト
・5Gデータプラス
・はじめてスマホプラン(5G)
・U15はじめてスマホプラン(5G)
・ahamo
受付場所・ドコモショップ
・家電量販店
・インフォメーションセンター
・ドコモオンライン手続き
対応端末以下記載
対応エリア以下記載

5G SAの提供エリア

提供エリアはまだかなり限定されており、主要駅や人の集まりやすいスポットを中心に展開されています。

※以下2022年8月現在

都道府県施設・スポット名詳細
北海道札幌駅JR札幌駅南口周辺
宮城県JR仙台駅仙台PARCO1前ペデストリアンデッキ周辺
東京都東京駅丸の内駅前広場
石川県JR金沢駅
近江町市場
ドコモ金沢西都ビル
ひがし茶屋街
新幹線改札前、 鼓門周辺、 もてなしドーム地下広場
上近江町通り、上通り交差点
ドコモ5GオープンラボKanazawa
広見広場
静岡県富士山頂富士山頂剣ヶ峰周辺(山開き期間中のみ提供)
愛知県名古屋駅金の時計前周辺
滋賀県JR大津駅ホーム周辺
京都府JR京都駅北側中央口前広場周辺、八条口前広場周辺
大阪府JR芦原橋駅
JR京橋駅
JR玉造駅
JR今宮駅
JR桜ノ宮駅
JR寺田町駅
JR新今宮駅
JR森ノ宮駅
JR大阪駅
JR大阪城公園駅
JR大正駅
JR鶴橋駅
JR天王寺駅
JR天満駅
JR桃谷駅
JR福島駅
JR弁天町駅
JR野田駅
梅田DTタワー
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田
西九条駅
ホーム周辺、改札口周辺
ホーム周辺、改札口周辺、 京橋駅前広場周辺
ホーム周辺
ホーム周辺、改札口周辺
ホーム周辺、改札口周辺
改札口周辺
ホーム周辺、改札口、出入口周辺
ホーム周辺
大丸梅田前周辺
ホーム周辺
ホーム周辺
ホーム周辺
ホーム周辺、改札口周辺
ホーム周辺、改札口周辺
ホーム周辺
ホーム周辺
ホーム周辺
ホーム周辺、改札口周辺
3Fレクチャールーム、5Fプレゼンルーム
携帯電話売場周辺
ホーム周辺
兵庫県JR新神戸駅
JR姫路駅
新幹線ホーム周辺
姫路駅前商店街
和歌山県JR和歌山駅ホーム周辺
島根県イオンモール出雲1Fもめんコート(2022年10月予定)
岡山県アリオ倉敷1Fセンターコート、ドコモショップ周辺(2022年10月予定)
広島県JR広島駅南口周辺
山口県おのだサンパーク1Fセントラルコート、ドコモショップ周辺(2022年10月予定)
香川県JR高松駅駅構内、1F待合所周辺、駅前広場周辺、バスターミナル周辺
愛媛県エミフルMASAKI
松山空港
店舗周辺、1Fイベント広場(オレンジコート)(2022年10月予定)
2F国内線出発ロビー、国内線搭乗待合室、国際線搭乗待合室周辺(2022年10月予定)
高知県高知龍馬空港2F出発ロビー、搭乗待合室、1F到着ロビー周辺(2022年10月予定)
福岡県JR博多駅博多駅前広場周辺

SA対応機種

5G SAを体験するには対応機種を利用する必要があります。対応機種は以下の通りです。

イメージ通信速度詳細

SC51C

SC51C

 NSA:受信最大4.9G/送信最大:480M
SA:受信最大4.9G/送信最大1G

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SC52C

SC52C

 NSA:受信最大4.9G/送信最大:480M
SA:受信最大4.9G/送信最大1G

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SO-51C

SO-51C

 NSA:受信最大4.9G/送信最大:480M
SA:受信最大4.9G/送信最大1.1G

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SH52C

SH52C

 NSA:受信最大4.9G/送信最大:480M
SA:受信最大4.9G/送信最大1.1G

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5G SAの目的とは?

5G SA導入の効果で、通信速度がより速くなるんだ。ってこところまではご理解いただけたかと思います。では、ドコモが展開した5G SAは、我々利用者にどういった影響を及ぼすのでしょう。まず覚えておきたいポイントは2点あります。

スループットの向上

ネットワークスライシング

スループットの向上

5G SA通信をするうえで価値となるのがスループットの向上です。スループットとは、”処理能力”を意味しており、一定時間にどれだけ仕事を処理できるかということです。スループットの向上により、最大通信速度が上がります。

SANSA
提供時期2022年8月提供中
最大速度受信:最大4.9Gbps
送信:最大1.1Gbps
受信:最大4.9Gbps
送信:最大480Mbps

あくまで最大速度は理論上の数値であり、まずこの速度ができることはありません。しかし、対応周波数はSub-6帯(3.7GHz帯/4.7GHz帯)と、新たに28GHz帯のミリ波に対応したことで、送信(アップロード時)の最大速度は1Gbpsを超えています。

ドコモは更なるスループット(処理能力)の向上を目指しているため、これからさらに期待できます。

ネットワークスライシング

ネットワークスライシングとは、ネットワークを仮想的にスライス(分割)し、様々なニーズや用途に応じたサービスを提供できるよう開発された技術です。主に「高速大容量」と「低遅延」の2種類に分類され、VRやオンラインゲームなど用途に合わせて柔軟に対応が可能になります。

ネットワークスライシングイメージ

デバイスや用途によって利用する通信帯域が違い、スマホで高画質映像を見る場合、大容量かつ高速通信が適しています。また遠隔医療など遅延が致命的になる用途であれば、低遅延通信となります。

ドローンをリモート操作する際、大容量通信は必要ありませんが、ドローンが捉えたカメラ映像をリアルタイムで観る場合は大容量通信が必要となります。

つまり、接続されるデバイスの特長に合わせた最適な道路を準備してあげることで、デバイスと5G通信を最大限に活かすことができるようになります。

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5G SA申し込み前に確認しておきたい3項目

5G SAを申し込む前に注意しておきたいことが3点あります。

注意

エリアは対応しているか

対応端末を持っているか

Ver.6以上のSIMカードになっているか

上記3点を満たしていないと5G SAを利用することはできません。

①エリアは対応しているか

提供エリアは先述しておりますが、5G SAは全国的に利用できるわけではありません。順次、拡大予定とはなっていますが、まずご自身で利用予定の地域が対応しているか確認しましょう。

≫≫「5G SA」提供施設・スポット一覧をみる

②対応端末を持っているか

こちらも先述しておりますが、5G SAは対応端末が必要です。

③Ver.6以上のSIMカードになっているか

ドコモUIMカードの写真

お使いの端末に挿入されているSIMカードのバージョンによって、5G SAが利用できるか異なります。5G SAを利用するにあたり、バージョン6以上(色:ライトブルー)のSIMカードが必要になります。

SIMカードバージョン(色)判定
ドコモUIMカードVer.7Ver.7(グリーン)
ドコモUIMカードahamoahamo(ブルー)
※ahamoSIMはVer.6同等扱い
ドコモUIMカードVer.6Ver.6(ライトブルー)
ドコモUIMカードVer.5Ver.5(ピンク)×
ドコモUIMカードVer.4Ver.4(レッド)×

まとめ

今回は5G SAについて解説しました。5G SAでは、様々な用途に応じて大容量通信や低遅延通信を可能にするための第一歩となり、今後私たちの生活において欠かせないサービスになり得るでしょう。

まだエリアは一部に限られているものの、エリア拡大につれサービスも充実していくことと思います。

この記事が参考になれば幸いです。

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ドコモに勤めて15年。 ドコモショップスタッフによるドコモユーザーや覚えることで大変なドコモで勤めるスタッフの手助けになるようサイトを立ち上げる。 長年培ったプロの視点でドコモサービスを解説・評価・他社比較をするサイト。 ドコモを利用するすべての人のためになるよう忌憚なく記事を書いていきます。別サイト「ちょっとWiFi」にてドコモ記事の監修者も手掛ける。

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