ドコモのWi-Fiタブレット「LAVIE Tab T10d」のスペックや価格は？

2023年12月14日、ドコモの新商品「LAVIE Tab T10d」を同年12月22日から発売されました。本モデルの「LAVIE Tab T10d」は、ドコモショップ、ドコモオンラインショップにて購入できます。

また本モデルは、Wi-Fi環境下でデータ通信を行うWi-Fiモデルのみで、セルラーモデルは発売しません。

本記事は「LAVIE Tab T10d」のスペックや価格、ドコモタブレット「dTab d-51C」と少しだけ比較しながら解説していきます。

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LAVIE Tabのスペック

カテゴリ	LAVIE Tab｜T10d
イメージ
発売日	2023年12月22日（金）
メーカー	NECパーソナルコンピューター
ドコモオンラインショップ価格	36,300円
カラー	Platinum Grey
サイズ【高さ×幅×厚さ】	約239.8×158.6×8.5mm
重さ	約460g
SIM	－
OS	Android™12
CPU	Unisoc T610 1.8GHz+1.8GHz オクタコア
内蔵メモリ【RAM/ROM】	4GB/64GB
外部メモリ	SDカード：最大128GB
ディスプレイ	約10.1インチ
ディスプレイ解像度	WUXGA（1920×1200）
アウトカメラ画素数	約800万
インカメラ画素数	約500万
スピーカー	ステレオ(Dolby Atmos®対応)
マイク	モノラルマイク
バッテリー容量	5100mAh
5G最大通信速度	－（セルラー通信非対応）
LTE最大通信速度	－（セルラー通信非対応）
無線LAN	IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠
接続端子	USB Type-C
ワイヤレス充電（Qi）	－
防水/防塵	○/○
ワンセグ/フルセグ	－/－
FMラジオ	－
生体認証	○ （顔）
おサイフケータイ	－

製品名はLAVIE Tab T10d（ラヴィータブ ティーテンディー）でメーカーはNECパーソナルコンピューターから。ドコモで取り扱うのはMedias（メディアス）以来のAndroidデバイスです。

カラーはグレー一色のみですが、ディスプレイ側はブラック、背面はグレーの2トーンもオシャレ。ディスプレイサイズは約10.1インチの大画面サイズ。ロック解除は顔認証のみ。

OSはAndroid™12で、SoCはUnisoc T610。メモリは4GBで少々不安があります。ストレージは64GBで物足りない点も、最大128GBのSDカード対応というのも払拭材料にならない。

順に細かく見ていきましょう。

ディスプレイは10.1インチ高解像度の1920×1200ピクセル

LAVIE Tabのディスプレイは高精細な1920×1200ドット広視野角液晶が搭載されており、斜めからなど見る角度を変えてもキレイな映像で観られるのは高ポイント。TUVラインランド基準に基づいたブルーライトカットも搭載されているので、長時間見ても目に優しい。

画面サイズ、映像美から動画視聴や軽めのゲームアプリくらいなら問題なく楽しめます。

SoCにUnisoc T610を搭載

LAVIE Tabに搭載されているSoCは「UNISOC T610」で、現在のスマホと比較すると少々不安が残ります。とはいえ、SoCだけで判断するのも少し乱暴ですが、2022年3月に発売した「UMIDIGI A13Pro」でも同様のSoCが使用されていました。

Unisoc T610のAnTuTuスコアはいかほどなのか、dTabに搭載されている「Snapdragon 695」と比較してみましょう。

表のとおり、総合スコア、ゲーム性能ともに差があるのが分かります。インターネットや動画視聴レベルなら問題なく使えますが、重たいゲームなどはゲーム自体が落ちる可能性があります。

メモリ4GB/ストレージ64GB

個人的に物足りないと感じてしまうのがメモリとストレージです。

メモリ（RAM）は作業メモリとも呼ばれており、数値が大きければその分処理速度も上がりますが、4GBが十分と言われていたのは2021年頃。重たい作業（ゲームなどのアプリ）をするとフリーズする可能性もあります。

またストレージ（ROM）は記憶領域で、数値が大きければその分たくさんのデータを保存できます。LAVIE Tabのストレージは64GBなので、800万画素の写真なら約16,000枚ほど保存が可能・・正直少ない。
現在のiPhoneなら最大1TB、Androidでも最大512GBが発売されている中、なぜ64GBなのか解せないところがあります。このスペックだとAQUOS Wish2やXperia Ace IIIなどのエントリースマホと同等レベルです。

ドッくん

スマホと違いタブレットは使用目的が決まってることが多いから、この容量でも満足な人は多いみたい。

本体ストレージは少ないもののSDカードに対応しており、最大128GB増設することが可能です。

ステレオはDolby Atomos対応

従来は前後左右からの音声（2次元サラウンド）だったのが、頭上からの音声を加えた立体的な音響技術（3次元サラウンド）を「Dolby Atomos(ドルビーアトモス)」と呼びます。

出典：SONY「ドルビーアトモス音声を楽しむ」より

LAVIE Tabのスピーカーは「Dolby Atomos」に対応しており、様々な方向から音が聞こえるように感じるそう。よく映画館でも使用されており、「飛行機が頭上を飛ぶとき」や「頭上から階段を駆け上がる音」が聞こえるのもこの技術です。

あくまでタブレットからの音声なので迫力に欠けるのは当然ですが、これは一度聞いてみたい。

ドコモオンラインショップ価格は36,300円

ドコモオンラインショップでの価格は36,300円で、LAVIE TabはWi-Fi通信専用タブレットのため、タブレット端末扱いではなくdocomo select（アクセサリ）扱いになるみたいです。回線契約する必要もなくタブレット単体で購入が可能。

しかし、いつでもカエドキプログラムは対象外となります。

この価格が高いか安いかは使い道次第ですが、個人的にスペックの割に安いと感じます（ドコモ取扱いのタブレットの中では最安値）。

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✅ドコモオンラインショップ価格：36,300円
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LAVIE Tab T10dがおすすめなひと

エントリーレベルのタブレットなので人を選びます。しかし、価格が安いのは大きなメリットと言えるでしょう。

ここからは「LAVIE Tab T10d」がおすすめな人をご紹介していきます。

自宅で動画をよく視聴をする

スペックで解説したように、本モデルは高視野角液晶を搭載しているので斜めから見ても美しい映像が楽しめます。画面サイズは10.1インチあるので、「どこでも持ち運べるミニテレビ」のようなイメージですね。

また立体音響技術の「Dolby Atmos®」が採用されているので、映画を観るときは迫力ある映像と音響で楽しむことができます。「Dolby Atmos®」の音響で聴くには、対応のコンテンツに限ります。

防水対応とはなっていますが、防水等級はIPV2と低いためお風呂での利用はおすすめしません。

子ども用のタブレットが欲しい

「子どもにタブレットを買ってあげたいけどiPadは高い・・」と思っている人は少なくないでしょう。

本モデルはドコモオンラインショップで36,300円で購入できるため、iPadと比較すると1/3程度に収まります。もちろんスペックでは到底敵いませんが、動画や軽めのゲームくらいなら問題なく使えます。

一度タブレットを使ってみたかった

価格が安いため、タブレットデビューの人にもおすすめです。

「そろそろスマホを検討しているけど不安・・」という人は、メインはガラホ（二つ折りケータイ）にして、タブレットと二台持ちにするのもメリットがあります。

大画面で文字や映像は見やすいですし、タブレットに慣れればスマホに挑戦するのも良いでしょう。LAVIE Tab T10dはAndroid OSを搭載しているので、慣れてくればAndroidスマホにする人も少なくありません。

まとめ

今回は12月22日よりドコモで取り扱っている「LAVIE Tab T10d」について解説しました。

iPadみたいにスペックに期待してはいけないものの、普段使いするレベルなら十分使えます。iPadよりコスパも高いので、初めてタブレットを使用する人にもおすすめです。

購入したら実機レビューもしていければと思います。

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【追記】購入しました！実機レビューは後日公開します！

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