ドコモスマートフォン「Xperia 5 IV(ファイブマークフォー) SO-54C」を発表しました。Xperia 5シリーズ待望の新モデルとなり、日本のキャリアではドコモのほかにau、ソフトバンク、楽天モバイルから発売されます(UQ、ワイモバは無し)。
当サイトはXperiaシリーズでは5シリーズをおもに解説しており、その理由はスペックの割に端末価格のコスパがいいから。つまり、フラッグシップモデルのXperia 1シリーズと比較して端末価格が安く、Xperia 1シリーズ同等のスペックを取り揃えているのがXperia 5シリーズなのです。
前作「Xperia 5 III (ファイブマークスリー)SO-53B」とのスペック比較など解説していきます。
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Xperia 5 lVのデザイン
まずはじめに、Xperia 5 lVのボディを見ていきましょう。
ディスプレイは21:9でかなりもちやすい。ご覧のとおり縦に長いので画面上部は両手操作が必要です。
筐体はマット素材で汚れにくい
Xperia 5 IVは前作のXperia 5 lllとは違い、本体はマット素材になりました。
マット素材はサラサラな触り心地で汚れが目立ちにくく人気です。Xperia 5 lllと比べるとこんな感じです。
前作のXperia 5 lllは鏡面的な仕上がりでしたが、どうしても指紋が目立ってしまうため、個人的にマット素材の方が好みです。
ブルー、パープルが発売するのはドコモのみ
Xperia 5 IVはホワイト、ブラック、グリーンの3色展開ですが、ドコモオンラインショップ限定でブルーとパープルが購入できます。よってこの2色はドコモショップなどの店舗では購入することができません。
また限定カラー2色が発売するのはドコモのみで、auはホワイト、ブラック、グリーンの3色、ソフトバンクと楽天はホワイト、ブラックの2色のみとなります。
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前作とXperia 5 IV|SO-54Cのスペック比較
Xperia 5 IVでは、相変わらず縦に長細いフォルムで21:9のワイドディスプレイを採用しています。前作Xperia 5 lllと見た目は変わりませんが、スペックが驚くほど向上しています。スペック比較は以下の通りです。
カテゴリ | Xperia 5 IV | Xperia 5 lll |
イメージ | ||
発売日 | 2022年10月中旬以降 | 2021年11月12日 |
カラー (OLS:ドコモオンラインショップ) |
・エクリュホワイト ・ブラック ・グリーン ・ブルー(OLSのみ) ・パープル(OLSのみ) |
・グリーン ・フロストシルバー ・フロストブラック ・ピンク |
サイズ 高さ×幅×厚さmm |
約156×67×8.2mm | 約157×68×8.2mm |
重量 | 約172g | 約168g |
UIM | nanoSIM/eSIM | nanoUIM |
OS | AndroidTM 12 | AndroidTM 11 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 2.9GHz+1.7GHz(オクタコア) |
Snapdragon 888 2.8GHz+1.8GHz(オクタコア) |
内蔵メモリ | RAM:8GB ROM:128GB |
RAM:8GB ROM:128GB |
画面サイズ/種類 | 約6.1インチ 有機EL シネマワイドディスプレイ |
約6.1インチ 有機EL シネマワイドディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | Full HD+(1080×2520) | Full HD+(1080×2520) |
有効画素数 | アウト:約1220万+約1220万+約1220万 イン:約1220万 |
アウト:約1220万+約1220万+約1220万 イン:約800万 |
容量 | 5000mAh | 4500mAh |
5G通信速度 | 受信最大:4.2Gbps 送信最大:218Mbps |
受信最大:4.2Gbps 送信最大:218Mbps |
LTE通信速度 | 受信最大:1.7Gbps 送信最大:131.3Mbps |
受信最大:1.7Gbps 送信最大:131.3Mbps |
防水/防塵 | 〇/〇 | 〇/〇 |
ワンセグ/フルセグ | - | ー |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
生体認証(指紋/顔) | 対応/非対応 | 対応/非対応 |
ハイレゾ | 〇 | 〇 |
接続端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | 〇 | ー |
スペックは簡単に言えば以下の3点が変わりました。
- 重量はほぼ同じでバッテリー容量が増加
- eSIMに対応
- CPUがSnapdragon 8 Gen 1に向上
重量はほぼ同じでバッテリー容量が増加
前作と比較して本体サイズを約1mm小さく、重量は168gから172gですがほぼ誤差の範囲。これはスマホの中ではかなり軽い方で、バッテリー容量の増加は朗報です。
バッテリー容量が4500mAhから5000mAhへ向上していて、さらにはXperia独自の技術「いたわり充電」によってバッテリーの劣化を防いでくれます。長くスマホを愛用したい方にとって「電池の減りが早い」のはかなり深刻な問題なので、長寿命バッテリーはありがたい機能です。
eSIMに対応
前作までは物理SIM(nano SIM)のみ対応していたXperia 5シリーズが、ついにeSIMに対応しました。eSIMとは本体に内蔵されているSIMのことで、画像のように取り出すことはできません。よって物理SIMのように紛失の恐れもなく差し替えの手間もありません。また複数のネットワークが利用できるので、スマホ1台で複数のAPNを使い分けられ便利です。
さらに海外渡航時に、物理SIMだと空港などで海外用SIMを購入したり、スマホをレンタルしたりと手間がかかりがちです。その反面、eSIMであれば海外で利用できる回線を簡単に契約でき、渡航前に海外用の契約に切り替えて利用することができます。
CPUがSnapdragon 8 Gen 1に向上
今回搭載されたSnapdragon8 Gen1は、Xperia 5 lllで搭載されていたSnapdragon 888より処理効率が20%高速になり、電力効率が30%高くなっています。それにより熱対策が施されていたり、電力消費を抑止してくれるよう強化されています。
公式も気にする熱対策
熱を本体内に拡散する事で、⾼温化を防ぐグラファイトシートを本体前⾯と背⾯に使⽤。Xperia 5 IIIよりも⾯積とシートの厚みを増やすことで、熱の拡散効率をさらに改善しています。
引用:SONY公式サイト
せっかくの21:9ディスプレイなので、ゲームや映画視聴をたくさん利用したい方にとって、処理速度と電力消費抑止、熱対策が施されているのはかなりありがたい改善です。
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Xperia 5 lllからXperia 5 IVの機能向上ポイント
Xperia 5 lllからXperia 5 IVにかけて変わった点は、主に「カメラ」「音質」「バッテリー」「見やすさ」です。
- カメラ性能の向上(瞳にズバピタ)
- バッテリー容量の向上とワイヤレス充電に対応
- ディスプレイ輝度が前機種比で約50%向上
- フルステージステレオスピーカー
以上の4点です。前作の詳細は以下にて。
カメラ性能(瞳にスバピタ)
Xperia 5 lllに引き続き、Xperia 5 IVにも3つのアウトカメラレンズを搭載しており、それぞれの焦点距離は16mm(超広角)、24mm(広角)、60mm(望遠)によりリアルタイム瞳AFに対応しています。シーンに応じて焦点距離を変えられるので、その瞬間を逃さずに撮影することができます。
子どもの写真を撮るときや、ペットの写真を撮るとき、またダンスなどの激しい動きをしていても、瞳を捉えて撮影することができるためシャッターチャンスを逃しません。
動画では前作以上にインカメラのイメージセンサーが大型化しているため、動画、静止画ともに暗所でもクリアな自撮りが可能です。
またXperiaシリーズ初の「Videography Pro(ビデオグラフィー プロ)」を搭載しており、本格的な動画撮影をすることができます。
好みのカメラモードに変えられる
Xperia 5 lVでは様々なシーンに合わせてカメラモードを変更できます。普通の写真でいいならベーシックモード(デフォルト)、マニアックに設定を変更したい場合はマニュアルに簡単に変更できます。
バッテリー容量の向上とワイヤレス充電に対応
先述しましたが、前作Xperia 5 lllのバッテリーは4500mAhと比べ、Xperia 5 IVは5000mAhに向上しました。最短30分で50%の急速充電が可能なほか、Xperia独自の技術「いたわり充電」により、バッテリーへの負担を軽減することにより、3年使っても劣化しにくい長寿命化を実現しています。
またXperia 5シリーズ初のワイヤレス充電に対応したうえに、他のスマホやワイヤレス充電対応のヘッドホンなどへの「おすそわけ充電」にも対応しています。
ディスプレイ輝度が前機種比で約50%向上
今回のXperia 5 IVでは前作Xperia 5 lllと比べ、有機ELディスプレイの輝度が50%向上しており、屋外などの明るい環境下でもディスプレイが見やすく設計されています。
ソニーのテレビ「BRAVIA」の高画質化エンジン「X1™ for mobile」を搭載し、臨場感のある映像が楽しめます。屋外でゲームや動画視聴をする際には、輝度が高いに越したことはありません。
新開発のフルステージステレオスピーカー
左右均等かつ前面にスピーカーを配列しており、左右バランスのとれたサウンド、高温から低温まで迫力ある立体的な音楽を再生できます。
またDSEE Ultimate™とLDAC対応の組み合わせにより、ストリーミング再生の音源をハイレゾ級の音質で視聴できるほか、「360 Reality Audio」や「360 Upmix」に対応。
有線で音楽を視聴したい方向けに3.5㎜のオーディオジャックを搭載しているうえに、最新のBluetooth LE Audioにも対応しているので、とことん音響にこだわりが詰まっています。
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Xperia 5 IVの価格
ドコモのXperia 5 IVの価格は以下の通りですが、ドコモオンラインショップでの価格となり、ドコモショップや家電量販店の価格とは異なります。
いつでもカエドキプログラムを利用した場合
いつでもカエドキプログラムとは、1~46ヵ月間の間に端末を返却した際に残価の支払いが不要になるサービスです。下記は23ヵ月目に返却した場合の価格を記載しております。
内訳 | 価格 |
製品価格 | 137,280円 |
分割代金(1~23回/月) | 3,213円×23回 ※初回のみ3,234円 |
負担額 | 実質73,920円 |
端末を返却しない場合残りの代金を24回分割
内訳 | 価格 |
分割代金(24~46回/月) | 2,640円×24回 |
合計 | 137,280円 |
いつでもカエドキプログラムを利用しない場合
いつでもカエドキプログラムを利用した場合でも利用しない場合でも、端末総額のスタートは同じです。
内訳 | 価格 |
製品価格 | 137,280円 |
分割代金(36回/月) | 3,813円×36回 ※初回のみ3,825円 |
キャリアの価格比較
Xperia 5 IVは大手キャリアから発売されていますが、価格はキャリアごとに異なります。下記は各キャリアのオンラインショップ価格を表記しております。
キャリア | 機種代金 |
ドコモ | 137,280円 |
au | 134,900円 |
SoftBank | 147,600円 |
楽天モバイル | 119,900円 |
楽天モバイルは実質約10万円からで一番安い
楽天モバイルでの価格は実質100,900円からとなり、かなり格安です。
内訳 | 価格 |
製品価格 | 119,900円 |
プランセット値引き※1 | −16,000円 |
ポイント還元※2 | −3,000pt |
合計 | 実質100,900円 |
※1 Xperia 5 IVは他社からの乗り換え(MNP)のみが適用
※2 楽天回線を初めてお申し込みいただいた場合に限ります
Xperia 5 IV購入キャンペーン
Xperia 5 IVは期間限定の購入特典があります。対象者や進呈条件など解説していきます。
購入特典の概要
特典内容:
dポイント最大13,000ポイント進呈
進呈条件:
キャンペーン期間内にXperia 5 IVと、対象のソニー製イヤホン、または純正ケースを購入すること
対象商品:
① ソニー製イヤホン(WF-1000XM4/LinkBuds/LinkBudsS)いずれかを購入・応募でdポイント10,000pt
② 純正ケース(Style Cover with Stand)を購入・応募でdポイント3,000pt
③ ①+②両方購入・応募でdポイント13,000pt
キャンペーン期間:
購入期間:Xperia 5 IV発売日~2022年11月30日(水)
応募期間:Xperia 5 IV発売日~2022年12月7日(水)
進呈時期:応募した月の翌月中旬以降
応募方法:
期間中にXperia 5 IVを購入の上、応募期間中に端末にプリインストールされている「Xperia Lounge Japan」アプリで必要事項を入力すること(中古品購入は対象外)
キャンペーン応募の手順
ここからはキャンペーンにて、応募からdポイントを受け取るまでの手順を解説していきます。
まずは上記リンクからドコモオンラインショップに入り、Xperia 5 IV(SO-54C)を購入します。⇒ ドコモオンラインショップへ
あわせてLinkBuds、LinkBuds SもしくはWF-1000XM4、または純正ケースStyle Cover with Stand for Xperia 5 IV (XQZ-CBCQ)を購入します。
②Xperia Lounge Japanアプリ
応募期間中にXperia 5 IV (SO-54C)の端末内にプリインストールされている「Xperia Lounge Japanアプリ」からキャンペーンページにアクセスします。
③必要事項の入力
応募フォームに必要事項を入力していきます。
必要事項
- Xperia本体:端末の外箱上部にあるバーコード(IMEI番号(15桁))が分かるように撮影する
- イヤホン:外装箱にある背面ラベルの印字、もしくは購入時のレシートを撮って添付
- ケース:ケース箱の背面ラベルの印字、もしくは購入時のレシートを撮って添付
④あとは待つだけ
キャンペーン終了後の12月以降に自動的にポイントが付与されます。
キャンペーンについての問い合わせ先
本キャンペーンにおいての不明点は専用の事務局が設けられています。ドコモに問い合わせるのではなく、こちらに問い合わせるようにしましょう。
問い合わせ窓口
【Xperia 5 IV (SO-54C)とソニー製イヤホンまたはStyle Cover with Standを買ってdポイント最大13,000ポイントをもらおうキャンペーン事務局】
TEL:0570-017-333
通話料有料、平日10:00~17:00
https://xperia.sony.jp/form/confirm.html
※事務局対応は土日祝は休み
※携帯電話のメールでの問い合わせの場合、メール受け取り設定に注意すること
※ドメイン指定での受信には、“@mail.sony.jp”を設定すること
※メールでの問い合わせは原則48時間以内に返答
ソニー製イヤホンWF-1000XM4は買って損しない
2021年にソニーから発売されたノイズキャンセリングイヤホン「WF-1000XM4」は、当初業界最高クラスのイヤホンとまで言われており、現在でもこれ以上のイヤホンは限りなく少ないのではでしょうか。
またXperia 5 IVは、iPhoneには対応していないLDAC(エルダック)に対応しており、音質のクリアさはもちろん、ノイズキャンセリング機能は外の騒音をほぼ遮断できるほどの性能です(扉が開いたパチンコ店の音をほぼ遮断)。
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