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Galaxy Z Fold5レビュー|前作Fold4とのスペックの違いや価格など全般解説!

Galaxy Z Fold5|アイキャッチ

サムスンで人気のフォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold5」が発表されました。ドコモでの発売は2023年9月1日(金)で、コンパクト折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」と同日です。

本記事はフォルダブルスマホの金字塔「Galaxy Z Fold5」について、特徴やスペックのまとめ、使ってみた感想を解説していきます。

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▼ Galaxy Z Flip5の解説

Galaxy Z Flip5|アイキャッチ
あわせて読みたいGalaxy Z Flip5レビュー|前作Flip4と何が変わった?先代との比較、発売日、価格、スペック大公開!

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Galaxy Z Fold5と前作Fold4のスペック比較

項目 Galaxy Z Fold5 Galaxy Z Fold4
イメージ Galaxy Z Fold5 Galaxy Z Fold4
サイズ
高さ×幅×厚さmm
Open時:約155×130×6.1mm
Close時:約155×67×13.4mm
Open時:約155×130×6.3mm
Close時:約155×67×14.2mm
重量 約253g 約263g
OS AndroidTM 13 AndroidTM 12
CPU Snapdragon8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
3.36GHz+2.8GHz+2GHz オクタコア
Snapdragon8+Gen1
3.1GHz+2.0GHz オクタコア
内蔵メモリ
(RAM/ROM)
12GB/256GB・512GB※1 12GB/256GB
ディスプレイ メイン:約7.6インチ
サブ:約6.2インチ
メイン:約7.6インチ
サブ:約6.2インチ
カメラ アウト:5000万+1200万+1000万画素
イン:1000万+400万画素
アウト:5000万+1200万+1000万画素
イン:1000万+400万画素
バッテリー 4,400mAh(内蔵電池) 4,400mAh(内蔵電池)
通信速度
(受信時/送信時)
5G:4.9Gbps/1Gbps
LTE:1.7Gbps/75Mbps
5G:4.9Gbps/1Gbps
LTE:1.7Gbps/75Mbps
防水/防塵 ○/- ○/-
ワンセグ/フルセグ -/- -/-
生体認証 指紋/顔 指紋/顔
SIM nanoSIM/eSIM nanoSIM/eSIM
接続端子 USB Type-C USB Type-C
ワイヤレス充電(Qi)

※1 ドコモオンラインショップのみ発売

▼スペックや比較した内容は以下の通り。

  • カラーバリエーション
  • ヒンジ部
  • カメラ性能
  • マルチタスク
  • プロセッサ
  • バッテリー
  • ストレージ
  • 輝度

Galaxy Z Fold5のカラーバリエーション

  • Galaxy Z Fold5|ファントムブラック

今回、ドコモが取り扱うGalaxy Z Fold5は、アイシーブルーとファントムブラックの2色展開。今まで1色のみだったところが、好きな方を選べるのは嬉しいですね。

とりあえずアイシーブルーをパシャリ。ドコモロゴ強調しすぎっす。

Galaxy Z Fold5|ドコモラボ

箱もパシャリ。

Galaxy Z Fold5化粧箱|ドコモラボ

この箱は販売スタッフさんも色間違いしにくいデザインになってますね。結構色間違いって起こるんで。

いつも思うことで余談ですが、Galaxy Z FoldシリーズやFlipシリーズも同様に、やはり箱の中の本体は開いた状態がデフォルト。やはり閉じる方が本体に負荷がかかるってことなんですかね。公式HPにも「何度たたまれても、へこたれず使い続けられるGalaxy Z Fold5。」って書いてあるし。ここ不明です。

モコちゃんはてな
モコちゃん
ってことは、使わないときは開いたままの方がいいってことなんかな?
う~ん。Pixel Foldは折り畳まれた状態で箱に入っていたから、神経質にならなくてもいいんじゃないかな。と思うよ。
ドッくん 笑顔
ドッくん

ヒンジ部が改良されて隙間なく閉じられる

Galaxy Z Fold5|ヒンジ部

前作と比べて改良されているのが、折りたたみ部分のヒンジ。先代のGalaxy Z Fold4ではくの字型に折れ曲がっていたのが、今回ピタッと閉じられるようになりました。

Galaxy Z Fold5|真横

Galaxy Z Fold5|ヒンジ部中身

▼ちなみにGalaxy Z Fold4(写真左)とPixel Fold(写真右)を比較した画像。Galaxy Z Fold5を並べてなくてすみません(-_-;)

Pixel FoldとGalaxy Fold4比較

Pixel Foldは元から隙間なく閉じられますが、先代のGalaxy Z Fold4は隙間がありますねぇ。このように隙間があると中に何か侵入し、挟み込みによる画面割れが起こることがあります。この隙間が改良されているのは大きな進歩です。

また隙間が無くなったことで、閉じた状態のサイズが約1mm薄くなりました。数値上に大差はないものの、よりポケットに収まりやすくなっています。これとは関係なしに、重量も約10gほど軽量化されています。

カメラ性能

Galaxy Z Fold5|カメラ

Galaxy Z Fold5のカメラは、広角カメラ5000万画素、超広角カメラ1200万画素、望遠カメラ1000万画素の三眼構成。と思いきや、カバーディスプレイ側のパンチホール内に1000万画素のカバーカメラと、メインディスプレイ側のパンチホール内に400万画素のフロントカメラが仕込まれています(表からは見えない構造)。

▼三脚いらずで自立してくれる写真撮影がやっぱり折りたたみならでは。画像のようにテントモードでの撮影や、普通に折りたたんだテーブルトップモードで撮影も自由自在。

Galaxy Z Fold5|テントモード

ちなみに動画や映画などでも、テントモードやテーブルトップモードで視聴できるので、自立してくれるのは高ポイントです。もうスマホスタンドいらないな。

Galaxy Z Fold5|写真

撮られる側も
写りを確認できる

フォルダブルスマホの特徴として、撮る側も撮られる側も撮影する写真を確認しながら撮影できます。

画像のように、カバーディスプレイ側とメインディスプレイ側をお互いに確認できるので、撮られる側はプレビューを確認しながら表情や髪型、撮影ポーズを調整できます。

*画像はイメージです。実際のUIとは異なる場合があります。

Galaxy Z Fold5|多重露出

この他にもExpert RAWアプリを使って「多重露出」で面白い写真や変わった写真も撮影可能。最大9枚の写真を撮影し、それぞれ重ね合わせて1枚の写真に仕上げてくれます。

マルチタスクで効率度アップ

Galaxy Z Fold5|マルチタスク

Galaxy Z Fold5では、メインディスプレイに最大3つのウィンドウを開けられます。動画を観ながらゲームをしたり、ネットで調べながらメールを打ちこむことも可能。一度に様々な作業が行えるので効率化できます。

 筆者もマルチタスクをいろいろ試してみました。

▼まずは2画面から。左はニュースを右にはYouTube動画を。

Galaxy Z Fold5|マルチタスク2画面

▼そして3画面。左にはニュース、右上にはYouTube動画、右下には電話のダイヤルを配置。これで限界だろう。

Galaxy Z Fold5|マルチタスク3画面

▼そして4画面。左ニュース、右上YouTube、右下ダイヤル、そして新たにニュース画面。ん?4画面いけんの?確か3つまでが最大ではなかったか?ただ左下にはめ込むことができなかったので、独立した状態ならもうひと画面いけるのかと納得。

Galaxy Z Fold5|マルチタスク4画面

▼恐る恐るもう一つの画面を配置してみる。左上ニュースサイト、左下YouTube、右上ニュースサイト、左下ダイヤル、そして真ん中にノート。5画面完成(いやいけんのかよ)。

Galaxy Z Fold5|マルチタスク5画面

わけが分からないまま立ちすくむ筆者は、なぜソフィア・シキチェンコ(11)が歌うヨーデルの動画を選んだのかの謎以上に、5画面を完成させてしまった不可解現象、もしかするとパンドラの箱を開けてしまったのかもしれない。知らんけど。

とは言え、できたのは事実だから!っていうかこんなウィンドウ広げても非効率なだけでしょ。

SoCはSnapdragon8 Gen 2へ進化

Snapdragon® 8 Gen 2

Galaxy Z Flip5のSoCは、Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyが内蔵されていて、Galaxy S23やGalaxy S23 Ultraと同様のSoCです。

▼Galaxy Z Fold4と比較すると、GPU32%、NPU25%、CPU18%向上しています。

Galaxy Z Fold5|プロセッサ

また、RAMの作業メモリはFold4と同じ12GBでサクサク動くし、フリーズや強制シャットダウンなどが起こりにくくアプリも落ちにくい。端末の動きに不満がある人は、質の高いスマホにすればいいと思う。

バッテリー容量は同じでも効率度がアップ

Galaxy Z Fold5のバッテリーは前作同様4400mAhで、正直昨今のハイエンドモデルの動向から見ると平均より少し数値が少ないのが事実。それを電力効率の良い最新のSoCがカバーしている感じ。動画再生は最長21時間も持つのはかなりすごい。

またデュアルバッテリー搭載で、負荷がかかる高速充電を2つのバッテリーシステムで損傷を防いでくれます。これにより、バッテリーの寿命を長く保つことができます。

Galaxy Z Fold5|バッテリー

ストレージに512GBが新登場

先代のGalaxy Z Fold4では256GBまでだったのが、今回のGalaxy Z Fold5から512GBが登場しました。写真や動画を撮りためたい、ゲームなどアプリをたくさん保存したい人にとっては、ストレージが多いに越したことはありません。

しかし、512GBを取り扱うのはドコモオンラインショップのみ。しかも512GBはファントムブラックのみの提供です。

モコちゃん 大泣き
モコちゃん
ブルーで512GBが良かったなぁぁぁ!!

という声が多発しそうですが、そもそもSAMSUNG公式でもアイシーブルーは256GBのみの販売みたいです。

ちなみにauではauオンラインショップ限定で512GBと1TB(どちらもブラック)が販売されます。

ディスプレイ7.6インチは変わらず輝度がアップ

Galaxy Z Fold5|最大輝度

最大1,750nitsで
直射日光でも明るさキープ

Fold4、Fold5のディスプレイサイズは7.6インチで変わらず、サブの6.2インチも変わりません。その代わり、画面の見やすさでもある輝度が1,000ニトから1750ニトにまでアップしました。

外でスマホを利用する際、太陽の光で画面が見えにくくなった経験が誰しもあると思いますが、この輝度により周囲の明るさに左右されず、どこにいても画面が見やすいというもの。

映画や動画など、外で視聴するときには、この輝度がかなり重要です。

ただ気になるのが先代Galaxy Z Fold4のディスプレイ種類は「Dynamic AMOLED 2X」ですが、今回のGalaxy Z Fold5では「Dynamic AMOLED」との記載があり、スペックが下がっているようにも見えます。

▼Galaxy Z Fold5とFold4を比較したもの
※公式HPから引用

Galaxy Z Fold5|ディスプレイ比較

これは最大輝度を引き上げるために必要だったことなのかはいささか不明ですが、解像度は2176 x 1812 (QXGA+)のリフレッシュレートは最大120Hzなので心配無用でしょう。

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Galaxy Z Fold5の発売日・価格・キャンペーンは?

ここからはGalaxy Z Fold5が気になった人向けに、発売日や価格、キャンペーンを解説していきます。

Galaxy Z Fold5の発売日は?

ドコモでの発売日は2023年9月1日(金)です。

Galaxy Z Fold5の価格は?いつでもカエドキプログラム+がスタート!

ドコモオンラインショップでの価格は一括257,400円!…ふぅ。やはりこのぐらいしますよね、と、ある程度は覚悟していました。

ただ今回、ドコモで新たなスマホの買い方「いつでもカエドキプログラム+(プラス)」が、9/1から同時にスタートしました。

いつでもカエドキプログラムプラス

いつでもカエドキプログラム+とは、1年後に対象端末を返却すると、2年目以降の分割代金が免除される仕組みで、1年ごとに端末を買い替えたい人にとっては神プログラムです。

いつでもカエドキプログラム+|ドコモラボ
あわせて読みたいいつでもカエドキプログラム+(プラス)はお得なの?おすすめな人、おすすめしない人を解説!

続きを見る

ここで従来のいつでもカエドキプログラムと比較してみましょう。

9/1~いつでもカエドキプログラム+ いつでもカエドキプログラム
イメージ いつでもカエドキプログラムプラス いつでもカエドキプログラム
特長 ・12ヵ月目に返却で13ヵ月目~23ヵ月目の分割代金に加え、24ヵ月目の残価額が免除
・早期利用料が5,500円~12,100円かかる
・対象機種は2023/9/1以降に発売した機種
・23ヵ月目に返却で24ヵ月目の残価額が免除
・1~22ヵ月目までに返却すると早期利用特典として翌月以降の分割代金が割引される
入会条件 ・dポイントクラブ(無料)に加入すること
・対象機種であること
・残価設定型24回払いで購入すること
・smartあんしん補償に加入すること
・dポイントクラブ(無料)に加入すること
・対象機種であること
・残価設定型24回払いで購入すること

いつでもカエドキプログラム+といつでもカエドキプログラムは、どちらを利用するかを返却時に選べます。

これを踏まえて、Galaxy Z Fold5の価格を見ていきましょう。

Galaxy Z Fold5|SC-55Dを通常購入する場合
一括払い 257,400円
12回払い 21,450円×12回
24回払い 10,725円×24回
36回払い 7,150円×36回
いつでもカエドキプログラム+で12ヵ月目に返却する場合
1~12回 6,427円×12回(初回のみ6,446円)
早期利用料 12,100円
負担額 89,243円
いつでもカエドキプログラムで23ヵ月目に返却する場合
1~23回 6,427円×23回(初回のみ6,446円)
負担額 147,840円
いつでもカエドキプログラムで24~26ヵ月目に返却する場合
1~23回 6,427円×23回(初回のみ6,446円)
24~47回 4,565円×24回~
負担額 147,840円+24回~返却月までの分割代金
いつでもカエドキプログラムで12ヵ月目に返却する場合(おすすめしない)
1~12回 6,427円×12回(初回のみ6,446円)
13~23回 6,127円×11回
負担額 144,540円

ややこしいように思えますが、シンプルに12ヵ月で返却するならいつでもカエドキプログラム+を利用したらOKです。2年は持ち続けたいならいつでもカエドキプログラムにしましょう。ただ、時期によっては下取りプログラムを利用する方がお得になる場合もあるので。うん、ややこしいねすみません。

Galaxy Z Fold5のキャンペーンは?

Galaxy Z Flip5|キャンペーン

※終了しました

Galaxy Z Flip5|Galaxy Z Fold5共通で開催のキャンペーンでは、購入でBluetoothイヤホン「Galaxy Buds2」が必ずもらえるうえに、予約期間内に対象製品を予約し、購入、そしてプリインストールされている「SAMSUNG Members」アプリから応募すると、dポイントが5,000ptもらえます。

▼以下、応募方法(Galaxy Z Flip5|Galaxy Z Fold5共通)

STEP1 STEP2 STEP3 STEP4
Galaxy Z Flip5|応募方法1 Galaxy Z Flip5|応募方法2 Galaxy Z Flip5|応募方法3 Galaxy Z Flip5|応募方法4
予約期間内に予約し、
予約番号を入手
予約期間:
8/22~8/31 23:59まで
購入期間内に対象製品を
ドコモショップ、
オンラインショップなど
で購入
Samsung Members
アプリで予約特典の
「dポイント」に申込み

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アプリで、購入特典の
「Galaxy Buds2
引き換えクーポン」
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オンラインショップ
でクーポンを使用して
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まとめ|ヒンジ部が強化された以外になにかあるのか

Galaxy Z Fold5|Sペン

Galaxy Z Fold5について解説しました。正直、Galaxy Z Fold4との大きな違いはヒンジ部の隙間。そんなイメージでしかなかった本機種の値段も25万円。ただ、いつでもカエドキプログラム+を利用すれば実質約9万円にまで値下げできます。

Galaxy Z Fold4の値崩れを待つのもひとつかもしれませんが、いつでもカエドキプログラム+が利用できないのは痛いところ。長く使う人にとっては関係ないけど。

最後にGalaxy Z Fold5のスペックをまとめたのでご参考に。

  • ヒンジ部改良で隙間なく折り畳める
  • ドコモオンラインショップでは512GBも購入可能
  • 輝度1750nitsにアップで直射日光でも見やすい
  • Galaxy向けに作られたSnapdragon® 8 Gen 2を搭載
  • CPU、GPU、NPU、バッテリー効率アップ※1

※1 Galaxy Z Fold5と比較して

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公式サイト:https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/

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15年以上ドコモショップで勤務。長年培った視点でドコモサービスを解説・評価・他社比較をするサイト。 2023年よりYoutubeを開設しドックん&モコがドコモサービスを中心に解説中!

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