d払い

「d払い加盟店」になるメリットやデメリットは?決済手数料から導入手順まで解説

d払い店舗導入|アイキャッチ

飲食店や美容系サロン、小売業を営む上で店舗側だけではなく消費者側においても、会計の効率化や利便性など相互にメリットがあるキャッシュレス決済。

キャッシュレス決済は主に「クレジットカード決済」「電子マネー決済」「スマホ決済」など種類が豊富にあります。その中でもトップクラスで利用者が多いドコモが提供しているスマホのQRコード決済「d払い」は、今や導入店舗は470万箇所を超えています

この記事では「d払い」の導入を検討している方にd払いを導入するメリット・デメリット、手数料や導入手順を詳しく解説してきます。

d払い&メルペイ「ユーザースキャン方式」

おすすめ提携先:d払い&メルペイ公式契約

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Contents
  1. そもそもd払いとは?
  2. d払いを導入する提携先
  3. d払い・メルペイ契約の基本情報
  4. d払いを導入する9つのメリット
  5. d払いを導入する3つのデメリット
  6. d払いの導入前に用意しておきたいもの
  7. d払いを導入する手順|申し込み~利用開始まで
  8. d払いの導入でよくある質問
  9. まとめ|d払い導入はメルペイ公式契約がおすすめ

そもそもd払いとは?

d払い

まず先に「d払い」について簡単におさらいしておきましょう。

d払いとは、NTTドコモが提供しているスマートフォン決済(以下、スマホ決済)の一種です。同じスマホ決済は「PayPay(ペイペイ)」や「LINE Pay」、「楽天ペイ」など種類は様々ありますが、基本的には同じ用途のサービスです。

d払いを利用した2つの支払方法

お店でd払いを利用する際に、支払方法は以下の2つがあります。

店舗での支払方法

ストアスキャン方式

ストアスキャン方式

スマホ画面にバーコードを表示してもらい専用の機械で読み取る方式です。

ユーザースキャン方式

ユーザースキャン方式店頭のQRコードをお客さんのスマホで読み取ってもらう方式です。

本記事ではd払い&メルペイ公式契約の「ユーザースキャン方式(QRコード)」をメインに解説していきます。

「ストアスキャン方式」は専用の機械を用いて決済する方法で、店舗かお客さんか機械によってQRコードを読み取る側が変わります。
「ユーザースキャン方式」はレジの横にQRコードを設置する(もしくはQRコードのシールを貼る)だけなので導入費用はかかりませんが、お客さん側に読み取ってもらう必要があります。

前者の「ストアスキャン方式」はコンビニやスーパーなどで多く導入されておりますが、小規模の店舗の場合は後者の「ユーザースキャン方式」の方が導入する店舗が多いです。

 

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d払いはドコモユーザーしか利用できないの?

「d払い」は他社ユーザーであってもdアカウントがあれば誰でも利用できます

昨今では格安スマホを利用している方が増えてきており、キャリアに捉われず「良いと思ったものを利用する」という傾向があります。つまり、他社ユーザーがdポイントをメインに利用しているという方も多いため、d払い利用者は決してドコモユーザーだけが対象ではないのです。

d払いとメルペイのQRコードが統一

2020年9月よりd払いとメルペイのQRコードが統一されたことにより、同じQRコードで両方の決済が可能になりました。そのためd払いを導入することはメルペイユーザーも対象になるため、幅広くユーザーにアピールできます。

メルペイって何?

メルペイ

メルペイ」とはフリマアプリ「メルカリ」が提供するキャッシュレス決済サービスです。メルカリの月間利用者数は約2,260万におよび、出品したメルカリの売上金がメルペイを通して利用できたり、銀行口座からチャージして決済することができます。

 

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d払いを導入する提携先

d払いを導入する方法はメルペイと直接契約をするか、キャッシュレス決済代行サービスで申し込むかの2つになります。

同じd払いやメルペイでも契約先によって決済手数料や固定費、契約期間などが異なるため参考に比較してみましょう。


決済サービス
d払い・メルペイ AirPAY Square PAYGATE
\おすすめ/
dbarai
airpay Square paygate
契約先 株式会社メルペイ 株式会社リクルート Square株式会社 株式会社スマレジ
初期費用 無料 無料 無料 無料
固定費 無料 無料 無料 3,300円/月
決済手数料(税込) 2.86%
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3.24% 3.25% 2.0%~
契約期間 なし なし なし 1年間
解約違約金 なし なし なし 3,300円×残月
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それぞれの特徴を見ていきましょう。

キャッシュレス決済代行サービス経由

決済代行サービスとはあらゆる決済サービスとの契約を仲介し、ひとつの端末で一括決済を行う企業のことです。有名なところだと「AirPAY」や「PAYGATE」などが挙げられます。

専用の決済端末を導入するため、クレジットカード決済や電子マネーのほか、d払い以外に「PayPay」や「楽天ペイ」など様々なQRコード決済を一つの決済端末で利用できるという利点があります。

その反面、決済手数料が3%以上と高かったり、固定費がかかるものもあるため注意が必要です。手始めに「d払い(メルペイ)」からスタートしたいという方は以下に記載しているメルペイ直接契約が手軽でおすすめです。

手軽でおすすめはd払い・メルペイ直接契約

d払い&メルペイ「ユーザースキャン方式」

d払い・メルペイのQRコードの設置は、メルペイと直接契約することになります。
専用の機械は必要なく、お客さんにQRコードを読み取ってもらい金額を入力するだけで会計が完了します。

初期費用や固定費、解約金などは掛からず決済手数料も安いため、d払いの利用可能箇所は479万箇所を超えています
またQRコードを導入するのも3ステップで終わるので、d払い導入を検討している方はQRコードから始めてみるのがおすすめです。

d払いの導入手順を見る

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d払い・メルペイ契約の基本情報

d払い加盟店

ここからはd払い・メルペイと契約した際の基本情報を解説していきます。

  • d払い加盟店の導入費用や決済手数料
  • 入金の手数料やサイクル
  • 最低契約期間や解約違約金
  • スーパー販促プログラムとは?

 

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d払い加盟店の導入費用や決済手数料

決済方法 QRコード
導入費用 無料
決済手数料 2.6%(税別)
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「d払い」の導入(初期)費用はかかりません。
WEBで申し込み審査に通過したらQRコードが送られてくるので設置するだけです。

また決済手数料は2.6%(税別)キャッシュレス決済の中でも低い設定です。
クレジットカードなら3~7%、iD決済やQUICPayなどの電子マネーなら3%となり、手数料が低い分利益を多く確保することができます。

さらに今なら「最大6ヵ月間手数料無料キャンペーン」が実施されており、d払いの導入で自動適用されます。

入金の手数料やサイクル

入金手数料 【入金額】
1万円以上:無料
1万円未満:200円(税込)/回
入金サイクル 月1回・2回(変更可)

d払いは入金口座に関わらず入金予定額が1万円以上なら入金手数料が無料です。
ただし1万円未満の場合は200円(税込)の手数料がかかります。

▼入金サイクルのイメージd払い入金サイクル

また入金のサイクルは月1回、月2回を任意で選べます。もし入金額が1万円未満の場合は次回の入金まで繰り越すこともできるので、余計な手数料は請求されません。

最低契約期間や解約違約金

最低契約期間 なし
解約違約金 なし

d払いの公式契約には最低利用期間や解約違約金はありません。
よって導入したからと言って契約の縛りはないため、いつでも解約することができます。

 

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スーパー販促プログラムとは?

スーパー販促プログラム

d払い加盟店向けの施策に「スーパー販促プログラム」があります。
これはd払いを利用したお客さんに対し、加盟店からメッセージやキャンペーン情報などを配信できるサービスです。配信対象者や配信メッセージが簡単にでき、再来店や再購買につなげることができます。

スーパー販促プログラム

スーパー販促プログラムの活用イメージ(一例)

▼特定の層だけにアプローチがかけられる

スーパー販促プログラム

会計時にd払いを利用すると情報が自動的にストックが保存されていき、「優良顧客」「一般顧客」「休眠顧客」などのグループ単位で管理できます。

「優良顧客」だけに特別なクーポンを配信したり、「休眠顧客」だけに新商品や新メニューをアプローチなど使い方は自由です。

また性別や年代、居住地で絞り込んで配信することも可能です。

▼デジタルスタンプカードで再来店の促進(今後開発予定)

スーパー販促プログラム|スタンプカード

スタンプカードをデジタル化し複数回来店を促進できます。

スタンプ付与の条件や達成数、景品を設定し、スタンプ数のメッセージ配信でスタンプのコンプリートを訴求できます。

お客さん側はスタンプ獲得状況が確認できるため貯まっていく楽しさが提供できます。

 

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d払いを導入する9つのメリット

d払い導入は以下の9つのメリットが考えられます。

メリット1. 5000万人超のユーザー数

d払いユーザー数は5,199万契約※1にまで及び、dポイントクラブ会員は1億会員※2以上となり、多くのユーザーが利用しています。
※1 2023年3月末時点:d払いアプリダウンロード数とd払い(iD)会員数の合計
※2 2024年3月末時点

d払いユーザー数の推移

スマホ決済が利用できるというのも来店する大きな理由の一つです。実際に以下のような統計データが取られているのも事実です。

街利用のメイン決済がd払いの人のうち、約38%がコード決済の導入を理由に新規利用したお店があると回答
※株式会社ドコモ・インサイトマーケティングが街のお店でコード決済を利用する人へ実施したアンケート2022年12月報告書より

街利用のメイン決済がd払いの人のうち、約46%がコード決済の利用可否によってお店を変えた経験があると回答
※株式会社ドコモ・インサイトマーケティングが街のお店でコード決済を利用する人へ実施したアンケート2022年12月報告書より

「d払い」決済の選択肢があることで店舗の集客や売上アップにつなげることができます。

メリット2. メルペイと共通のQRコードで利用できる

d払い&メルペイ

既述しましたように「d払い」と「メルペイ」のQRコードが共通で利用できるため、ひとつのQRコードだけでd払いユーザーだけじゃなくメルペイユーザーにもアプローチできます。

メルカリは月間約2,260万人が利用しており、そのうち1,624万人がメルペイを利用※1しています。
メルカリの売上金がメルペイで使える仕様となっており、メルカリの売上金は銀行振込にすると手数料がかかるため、メルペイとして利用するユーザーが多いのです。
※1 メルカリ2024年6月期第1四半期決算短信より

 

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メリット3. レジ業務の効率化・会計ミスが削減できる

忙しい時間帯などキャッシュでやり取りすると時間が取られますよね。
しかしd払い決済はキャッシュでのやり取りがないため、レジの精算業務やお釣りの渡し間違いなどのミスが削減できます。

お会計はたったの3ステップ


d払い利用イメージ

正しい金額で決済できているかはお客さん側のスマホで一緒に確認し、支払いが完了するとd払い特有の決済音が鳴ります(音が鳴らない設定にしていると鳴らない)。レジの操作は不要なので1分掛かっていたのがものの15秒で終わります

業務の効率化を図ることは売上アップとイコールになります。

メリット4. 初期費用や固定費が0円

d払い初期費用0円

d払い&メルペイ公式契約の場合、QRコードの導入に初期費用や固定費は掛かりません。またスマホ1台で手軽に申し込めます。
一方、「キャッシュレス代行サービス(AirPAYなど)」は初期費用は掛からないものもありますが、固定費(月額料金)が3,000円程度掛かる場合があります。

決済するという意味では同じなので、d払い・メルペイ公式契約のQRコードの方が手軽でコスパが良いためおすすめです。

メリット5. 決済手数料が安い(6ヵ月無料キャンペーン中)

d払い・メルペイ公式契約のQRコードは決済手数料が2.6%(税抜)と安く、キャッシュレス代行サービスやクレジットカード決済、電子マネーより手数料が安いため人気があります。

さらに今申し込むと6ヵ月間の決済手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。
▼キャンペーン適用時の決済手数料無料期間の考え方

d払い決済手数料キャンペーン

キャッシュレス代行サービスで申し込んだ場合はこちらのキャンペーンは適用されないため、キャンペーンが開催されている間は間違いなくd払い・メルペイ契約がお得です。またキャンペーンが終了しても決済手数料は割安です。

キャッシュレス代行サービスで決済端末を導入したとしてもd払いとメルペイのみ個別でQRコードを設置することも可能です。

 

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メリット6. 会計時にdポイントが利用できる

dポイントクラブ

dポイントクラブ会員は2024年3月末時点で1億人を突破しており、単純計算で日本人口の80%超※1がdポイントクラブ会員と言うことです。
※1 2024年1月1日時点の日本人口1億2488万5175人で計算
ドコモが提供するdポイントはドコモユーザーはもちろん、他社ユーザーでも利用することができるd払いの基本還元率は0.5%(200円につき1ポイント)、1ポイント1円として利用できます。

dポイントの種類は「通常ポイント」と「期間・用途限定ポイント」の2種類あり、それぞれの違いは以下の通りです。

dポイント種類 通常ポイント 期間・用途限定ポイント
有効期限 4年間 3ヵ月~6ヵ月

お客さん側がドコモのキャンペーンなどで獲得したdポイントは、ほとんど「期間・用途限定ポイント」が多く有効期限が短いため、d払いを使った買い物で利用されるケースが多くなります。お客さんの心理上使わないと損になるため、ポイント利用の回転が速くなるので店舗に訪れる回数も増えるかもしれません。

またdポイントの利用はお客さん側が会計時にポイント利用を「ON」にするだけなので、店舗側は特に何もする必要はありません。

メリット7. 頻繁にd払いキャンペーンが開催される

d払い加盟店向けキャンペーン

d払いのキャンペーンは主に2つに分けられます。

現在の「加盟店向けd払いキャンペーン」は既述したように、申し込みから最大6ヵ月間決済手数料無料キャンペーンを指します。

「お客さま向けd払い決済キャンペーン」は期間中にd払いを利用すると、決済額に対してdポイントが通常より還元されたり、街のお店でd払いを利用するとスタンプがたまるなど、様々なキャンペーンが行われています。

「自治体キャンペーン」は地域ごとに行われ、ある地域を例に出すとd払い決済で最大10%のdポイント還元などがあります。ご自身の地域でキャンペーンが行われるとd払いの利用者数が伸びるため、集客や売上アップにつながります。

メリット8. HOT PEPPER Beautyとの連携で新規顧客やリピーターが増やせる

HOT PEPPER Beauty

美容系サロンやネイルサロンなど、業種によっては予約システムで「HOT PEPPER Beauty」を導入している店舗が多いと思います。

HOT PEPPER Beautyはdポイントと連携しているため、HOT PEPPER Beautyを経由して予約すると決済額に応じてdポイントがたまります。dポイントユーザーでHOT PEPPER Beautyを利用している方(筆者もその1人)は多いため、dポイントが利用できるd払いを導入しておくと、新規顧客へのアプローチやリピーター増にもつながるでしょう。

メリット9. 客単価アップが見込める

d払いを導入すると客単価がアップしたという店舗が多く見られます。

⇒ 導入店舗の事例を見る

理由は明確で、買い物時はお財布の中の現金を気にするため持ち合わせの範囲内に収めなければいけません。しかし手軽なQRコード決済なら予算を多少オーバーしても現金より気にする必要がなくなるため、「これももらっておこうかな」という意識が働き、500円が1,000円、3,000円が5,000円といった1人当たりの単価アップが期待できます。

実際に、キャッシュレス決済を導入していなかった事業者が導入以降に「客単価が上がった」と回答している事業者は14%に上がったとのことです。

 

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d払いを導入する3つのデメリット

d払いを導入するメリットは多くありますが、デメリットがあることも事実です。デメリットは以下の3点が挙げられますが、d払い特有というよりキャッシュレス決済を導入するデメリットとなります。

デメリット1. 決済手数料がかかる

d払いはQRコードを利用したスマホ決済にあたるため、業務効率や集客につながりますが決済手数料が2.6%(税別)かかります。手数料は店舗側が負担するため、現金でのやり取りと比較すると手数料分の売り上げが下がるのは明確です。

しかし、決済手数料を支払う以上に新規顧客のアプローチや、1回の決済単価のアップが見込めるのも確かです。
どちらがメリットになるかはしっかり見定める必要があります。

デメリット2. 決済端末の故障や災害時に利用できない場合がある

これは「キャッシュレス決済代行サービス」を利用して決済端末を導入した場合になりますが、専用の決済端末が故障したり、災害時や停電時など利用できない可能性があります。

その点、d払い・メルペイ公式契約のQRコード決済ならスマホ1台で完結できるため、もしもの時も安心です。ただし、もし導入するにしてもある程度の現金の用意をしておくとより安心ですね。

 

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デメリット3. 現金が手元に入るまで最短10日かかる

売上金は入金サイクルの回数によって締日が変わりますが、月1回のサイクルの場合は月末締日の翌月10日に振り込まれるため、現金が手元に入るまで最短で10日掛かります。

▼入金サイクルのイメージd払い入金サイクル

入金予定額が10,000円以上なら入金口座に関わらず入金手数料は無料になりますが、10,000円未満の場合は200円掛かります。手数料をかけたくない場合は入金予定を次回に繰り越すことができますが、入金予定は翌月の25日となります。

d払い・メルペイ入金サイクル

月1回の場合:毎月1日~末日までの売上⇒翌月10日に入金

月2回の場合
・1回目⇒毎月1日~15日までの売上⇒当月25日に入金
・2回目⇒毎月16日~末日までの売上⇒翌月10日に入金

入金サイクルは初期設定は月1回で設定されておりますが、加盟店管理画面から月2回に変更が可能です。

 

d払いの導入前に用意しておきたいもの

d払い導入の流れ

ここからはd払いの導入にあたり事前に用意しておきたいものを解説していきます。

法人・個人事業主の名義によって用意するもの

法人と個人事業主によって用意するものが異なります。

法人
国税庁指定の法人番号
※登記簿謄本の提出は不要

個人事業主
代表者の本人確認書類
・運転免許証
・パスポート
・住民票
・住民基本台帳カード
・健康保険被保険者証
・特別永住者証明書
・外国人登録証明書
・在留カード

 

共通で用意するもの

上記名義によって異なる書類のほか、法人・個人事業主共通で用意するものです。

登録情報で必要なもの
メールアドレス
※受信制限などをしている場合はメール設定の変更が必要
店舗HPのURLまたは運営に関する画像
・HP:店舗の実在が確認でき、取扱商品が確認できる内容
・運営に関する画像:店舗の看板、内装、取扱商品・価格が分かるもの3点
許認可番号
※概要する業種のみ(※以下に該当の業種一覧あり


銀行口座情報
銀行名/支店名
口座番号
口座名義
・法人の場合:事業者名の法人名があること
・個人の場合:代表者氏名があること
※上記の口座のみ利用可能

 

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d払いを導入する手順|申し込み~利用開始まで

d払いの導入手順はメルペイ公式契約か、キャッシュレス決済代行サービスを利用するかによって異なりますが、ここではメルペイ公式契約の場合の手順で解説していきます。

導入まではわずか3ステップで終わります。

  1. メルペイ公式サイトで申し込み
  2. メールで審査結果をお知らせ
  3. スタートキットが届く

step
1
メルペイ公式サイトで申し込み

WEBの申し込みは約5分ほどで終わります

d払い&メルペイ導入手順①

「d払い・メルペイ公式加盟店サイト」にアクセスし「d払い&メルペイを無料で導入する」をクリックします。
「メルペイ/d払い加盟店お申込み」というページに入り、氏名、住所、電話番号などを入力し、仮登録のボタンをクリックします。

 

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step
2
メールで審査結果をお知らせ

WEB申し込みから最短2営業日ほどでメールに審査結果が送られてきます。
申し込み内容が不十分の場合、追加情報を送らないといけない場合があります。

以下のどちらかのメールが届きます。

パターン①

件名 メルペイ/d払い加盟店 審査結果について
送信元 noreply-merpay-partner@mercari.jp

審査結果をご確認ください

パターン②

件名 【重要/要返信】 メルペイ/d払い加盟店お申込み内容の確認
送信元 support-partner@merpay.com

メールの内容をご確認いただき、追加情報をご返信ください

迷惑メール対策でドメイン指定受信を行っている場合、メールが受信できないことがあります。
審査結果は株式会社メルペイから送られてくるので「@mercari.jp」「@merpay.com」が受信できるように事前に設定しておきましょう。

step
3
スタートキットが届く

無事審査に通過するとスタートキットが送られてきます。

店舗用のステッカーやスタートガイド、店舗用クイックガイド、QRコードなどが入っています。

あとはd払い・メルペイのシールを店舗の外側など視認性の高い位置に貼ったり、QRコードをレジ横に設置などで完了です。

 

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d払いの導入でよくある質問

最後にd払いの導入でよくある質問を集めました。

移動販売している店舗でも申し込みできるの?

キッチンカーなどの移動販売でも申し込みは可能です。
「営業実態が確認できるもの」や「営業許可証」の提出が必要です。

⇒ d払い導入で必要なものを確認する

申し込みできない業種はあるの?

加盟店規約に反する行為・商材を取り扱っている業種は審査が通らない可能性が高いです。

店舗側で準備が必要な機器ってあるの?

d払い・メルペイの公式契約なら特別な機械は不要です。
加盟店管理画面にアクセスできるスマホやタブレット、PCいずれか1台だけで問題ありません。

まとめ|d払い導入はメルペイ公式契約がおすすめ

d払いの導入を検討している方にとって、キャッシュレス決済と聞くと小難しそうなイメージがある方もおられると思います。
しかし、メルペイ公式契約なら特別な機械を置く必要はなく、QRコードの札をレジの横に設置するだけなので非常に手軽です。

また「キャッシュレス決済代行サービス」から申し込むと様々な決済方法が利用できるようになりますが決済手数料は高くなります。

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おすすめはd払い・メルペイ公式契約から始めてみること。
6ヵ月間は決済手数料が無料ですし、慣れてきてから機械の導入をしても遅くはありません。

d払い・メルペイ導入は、多くの新規顧客にアプローチができ、売上アップが期待できます。
公式サイトから資料のダウンロードもできるので、気になる方は一度読んでみるのも良いかもしれません。

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ドックん&モコちゃん

15年以上ドコモショップで勤務。長年培った視点でドコモサービスを解説・評価・他社比較をするサイト。 2023年よりYoutubeを開設しドックん&モコがドコモサービスを中心に解説中!

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