ドコモのタブレット「dtab compact d-52c」が2023年3月3日(金)に発売されます。前作「dtab compact d-42A」が2020年12月18日に発売されたので、約2年振りとなるコンパクトタブレットです。
『スマホより大きい画面がほしいけど…でもタブレットは大きいから持ち運びがなぁ…』
『子どもに与えたいけど値段が高いし…』
こんな風に思っている人必見です!
本記事ではdtab compact d-52cのスペックや、個人的におすすめのポイントを3点解説していきます。
dtab compact d-52cの概要
ドコモから発売される「dtab compact d-52c」は、レノボ・ジャパン合同会社が手掛ける8.4インチサイズのコンパクトタブレットです。
ビジネスやプライベートでも、気兼ねなくどこでも持ち出しやすいサイズと、5G対応で快適に使えるコスパ最強のタブレットに仕上がっています。
dtab compact d-52cのスペック
カテゴリ | スペック詳細 |
機種名 | dtab compact d-52c |
メーカー | レノボ・ジャパン合同会社 |
発売日 | 2023年3月3日(金) |
カラー | ミスティブルー ストームグレー |
サイズ 高さ×幅×厚さ |
約201×129×8.3/mm |
重量 | 約318g |
SIM | eSIM |
OS | Android™12 |
CPU | Snapdragon 695 2.2GHz+1.8GHz オクタコア |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
外部メモリ(SDカード) | 最大1TB |
ディスプレイ | 約8.4インチ/TFT |
ディスプレイ解像度 | WUXGA(横1200×縦1920) |
カメラ | アウト約800万画素/イン約800万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
5G通信速度(下り/上り) | 2.1Gbps/218Mbps |
LTE通信速度(下り/上り) | 500Mbps/75Mbps |
防水/防塵 | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | 非対応 |
FMラジオ | ○ |
おサイフケータイ(Felica) | 非対応 |
生体認証 | 指紋・顔 |
ハイレゾ | 非対応 |
接続端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | 非対応 |
dtab compact d-52cの端末価格
dtab compact d-52cは、一定期間で端末を返却することで残価の支払いが不要になる「いつでもカエドキプログラム」の対象機種です。
では、気になる端末価格は以下の通りです(2023年2月現在|ドコモオンラインショップの価格)。
dtab compact d-52c | 新規・機種変更 |
支払総額 | 64,790円 |
分割支払金(1~23回/月) | 1,451円/月 |
分割支払金(24回目) | 31,416円 |
再分割支払金(1~24回/月) | 1,309円/月 |
いつでもカエドキプログラム利用時のお客様負担額 | |
23か月目に本機種を返却した場合 | 33,374円 |
12か月目に本機種を返却した場合 | 30,074円 |
dtab compact d-52cは新規契約でも機種変更でも価格は変わりません。
またいつでもカエドキプログラムを適用すると、購入してから23ヵ月目で返却した場合、3万円台で約2年間利用することができます。
dtab compact d-52cの同梱品
dtab compact d-52cの同梱品はシンプルなもので、写真の通りです。一番右にある物体はスマホスタンドならぬ「タブレットスタンド」で、これが意外とありがたい付属品です。
このようにYouTubeなどの動画を観るときに、独立して直立してくれるため結構重宝します。
卓上ホルダのような充電機能はありませんが、安定して立てかけておくことができます。
個人的おすすめポイント3選
おすすめ1|スマホ画面にもなりPC画面にもなる
コンパクトタブレットならではのおすすめポイントです。dtab compact d-52cは縦画面ならスマホ同様の画面、横画面にするとパソコン同様の画面になります。以下の画像をご覧ください。
当サイトを縦画面で見たときの状態です。これはスマホと同じ表示になっています。続いて横画面です。
当サイトを横画面で見たときの状態です。記事のサムネイル画像の大きさが違うのが分かると思います。
あらゆるWEBサイトでは、スマホ用とパソコン用で違うサイズで構成されており、スマホは「375×667ピクセル」、パソコンは「1920×1080ピクセル」で作られることが多く存在します。
つまり、端末の向きを変えるだけでスマホのようにも使え、パソコンのようにも使えるという2in1の端末ということです。スマホとタブレットの中間にあたるこの絶妙なサイズ感が、「ちょうどいい」デバイスと言えます。
おすすめ2|子どもにもちょうどいい「キッズモード」付き
dtab compact d-52cに子どもの指紋や顔を登録してくと「キッズモード」を起動することができます。
ペアレンタルコントロール機能が搭載しているので、WEBサイトの制限、アプリの制限、使用時間の制限などを決めておくことができるので、留守番など一人の時間でも安心して持たせられます。
連絡手段はキッズケータイ、遊びはタブレットで併用するのもおすすめです。
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おすすめ3|シニアにも使いやすい「シンプルモード」付き
両親にもスマホを持ってもらいたいと思っている人なら、タブレットにするという手もあります。
シニアにも安心の「シンプルメニュー」も搭載しているので、『スマホは文字が小さい…』『操作が不安…』と思っている人でも、スマホ以上の大画面とカンタン操作で安心してタブレットデビューできます。
LINEなどのSNSも利用することができるので、通話機能はガラホ(二つ折りケータイ)、写真・動画の共有はタブレットの2台持ちにするのもおすすめです。
※ガラホとの2台持ちプラン(データプラス)は組めません(詳細は後述します)
dtab compact d-52cの料金プラン
dtab compact d-52cはタブレットですが、ドコモのスマホとペアにするか、単体で契約するかのどちらかになります。それぞれ見ていきましょう。
ドコモスマホとペアを組む「データプラス」
ドコモのスマホを契約しているなら、月間のデータ量をシェアして使う「データプラス」がおすすめです。
プラン名 | 月額料金 |
データプラス | 1,100円 |
このデータプラスは単体での契約はできず、ドコモのスマホ契約(ahamo除く)が必要です。またドコモスマホも対象の料金プランに加入しておく必要があります。
データプラスで利用できるデータ量は月30GBまで
ペアとなる回線の契約が「5Gギガホ プレミア」、「5Gギガホ」、「ギガホ プレミア」の場合、タブレットでの利用可能データ量は30GBまでとなります。以下の画像はモデルケースです。
ガラホ用ケータイプランはデータプラスは組めない
両親にスマホやタブレットを持ってもらおうと考える人は多いと思います。例えば通話はガラホ(二つ折りケータイ)でネットはタブレットというモデルもありますが、ガラホ用料金プラン「ケータイプラン」ではデータプラスを組むことができません。
じゃあどうすればよいかというと方法は4つ。
- ケータイプランをギガプランへ変更する
- ギガプランを契約している他の家族とペアを組む
- タブレット単体でギガプランを申し込む
- 端末だけ購入し、Wi-Fi環境のみで使う
このような方法があります。
ドコモの「ギガプラン」で単体契約できる
ドコモのスマホを持っていない、あるいは対象プランに加入していない場合、タブレットを単体で持つこともできます。料金プランはデータプラスでお伝えしたドコモスマホの対象料金プランと同様のギガプランです。
つまり、データ量をシェアするなどややこしい話ではなく、タブレット単体で決められたデータ量を使用することができるため、タブレットの契約を「5Gギガホ プレミア」で契約すれば無制限で利用することができます。
まとめ
もし『スマホより大きい画面がほしいけど…でもタブレットは大きいから持ち運びがなぁ…』と、コンパクトな大画面サイズを検討しているなら、「dtab compact d-52c」は結構いいと思います。
5G通信も可能なので出先でマップを見たり、電車の行き帰りで調べ物をするにも快適な速度とサイズ感で、ビジネスシーンにも役立つでしょう。